今回はキャンプで使う炊飯器の選び方などをご紹介いたします!
ポタ電が普及して炊飯器がより使いやすくなりましたね!
キャンプで炊飯器を使うのに必要なものは?
記述するようなほどでもありませんが、炊飯するのに必要なものは炊飯器と電気(電源)です!
電源サイトであれば炊飯器とコードリールや延長コードなどを持っていけばOKですが、普通のキャンプサイトであればポータブル電源が必要です!
ポータブル電源も大きさや設置場所によってはコードリールなどが必要な場合もありますので、準備しておくと間違いないでしょう!
自分はHATAYAの防雨性のあるタイプを愛用しています!
すでに炊飯器がある人、ポータブル電源がある人、どちらもこれから購入予定の方。
それぞれいるかと思いますので、選び方を分けてご紹介していきます!
炊飯器の選び方
炊飯器にはいくつか種類がありますが、キャンプで使用する場合は違ったポイントに着目して選択する必要があります!
それが消費電力(W数)です!
ポータブル電源の使用可能ワット数には限界があるのでその点を踏まえておいてください!
また、「1回あたりの炊飯時消費電力量」にも着目しておくと電力消費をできるだけ抑えることができます!
マイコン式
まずはマイコン式ですが、炊飯の仕組みなどについては省略させていただきますので、気になる方は調べてみてください!
マイコン式は安価で購入できるだけでなく、少ないワット数で炊飯することができるのでキャンプでの炊飯器選びでは一番オススメのタイプです!
メーカーや何合炊きかによっても消費電力が変わってくるので、購入する際はしっかりと確認しましょう。
3合炊き | 350w〜500w前後 |
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5-5.5合炊き | 600w〜700w前後 |
1升炊き | 800w〜1000w前後 |
※最大消費電力は目安です
IH式
現在、家庭で使用している炊飯器で主流と言えるタイプがこのIH式!
一般的には炊きムラがなく美味しく炊けると言われていますが、キャンプ目線で見ると最大消費電力が大きくあまり向いていません…
家庭にあるIH式をキャンプに持って行こうと考えている方はハイスペックかつ大容量のポータブル電源が必要になってきますのでご注意ください。
3合炊き | 500w〜800w前後 |
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5-5.5合炊き | 1100w〜1200w前後 |
1升炊き | 1200w〜1500w前後 |
※最大消費電力は目安です
圧力IH式
価格は少し上がる傾向にありますが、好みによっては圧力IH式の炊飯器を使用している方もいるでしょう!
こちらもIH式と同じで消費電力が多い傾向にあります…
キャンプでも圧力IH式の炊飯器でご飯を炊きたい方はそれなりのポータブル電源が必要になってきます…
3合炊き | 500w〜800w前後 |
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5-5.5合炊き | 1100w〜1200w前後 |
1升炊き | 1200w〜1500w前後 |
※最大消費電力は目安です
ポータブル電源の選び方
次にポータブル電源の選び方!
細かく紹介すると長くなってしまうので、簡潔に出力・容量に絞ってご紹介します!
出力
様々な種類があり出力もそれぞれですが、使用を考えている炊飯器があれば、それにあったものを選ぶようにしましょう!
出力には少し余裕を持つと◎!
炊飯器 | ポータブル電源 |
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出力350W | 500W〜 |
出力650W | 800W〜 |
出力1000W | 1200W〜 |
出力1200W | 1500W〜 |
容量
次に容量ですが、使用する炊飯器によってかなり前後しますが、こちらも余裕を持っておきましょう!
寒い時期は残量がガクッと減ることもあります!
350wの3合炊きなら400Whは欲しいところ!
650wの5.5合なら600Whくらいはあると安心できそうです!
それではおすすめの炊飯器をご紹介していきます!
できるだけおしゃれでかっこいいものをチョイスしました!
おすすめ炊飯器
【3合用|350W】TIGER|JBS-B055KL
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 350W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 90.1Wh |
まずおすすめするのが自分自身でも愛用しているマイコン式のこちら!
出力350Wと炊飯器としては低出力なので大きいポータブル電源がなくても大丈夫です!
BLUETTIのAC60で3合のご飯を炊いたところ約40%消費(約160Wh)で炊飯することができました!
【3合用|475W】アイリスオーヤマ|RC-MSA30-HA
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 475W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 91.0Wh |
先ほどのに比べると出力は上がりますが、炊飯時消費電力量は91.0Whとなっているのでほぼ同じです!
【3合用|425W】山善|YJR-DM051
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 425W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 91.783Wh |
こちらも出力は400W以上となりますが、1回あたりの炊飯時消費電力量は先述の2つと同等!
マイコン式でも1回あたりの炊飯時消費電力量は要チェック!
【3合用|500W】山善|YJK-E051
タイプ | IH式 |
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出力 | 500W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 109.8Wh |
キャンプにはマイコン式がオススメですが、IH式がいいという方にはこちら。
IH式としては出力も低めとなっています!
【5.5合用|645W】アイリスオーヤマ|RC-MEA50-B
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 645W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 167.7Wh |
3合炊きでは足りない方は5.5合用のこちらも!
こちらの炊飯器に限らずですが、モデルによって「省エネモード」なども搭載されているのでその辺りもチェックしてみてください!
【5.5合用|675W】アイリスオーヤマ|RC-MA50AZ-B
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 675W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 138.1Wh |
同じアイリスオーヤマですが、1回あたりの炊飯時消費電力量が少し抑えられたモデルです!
【1升(10合)用|895W】アイリスオーヤマ|RC-ME10-B
タイプ | マイコン式 |
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出力 | 895W |
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 197.6Wh |
グループキャンプやイベントなどでの使用を考えている人は1升用も!
アイリスオーヤマのデザインなかなかいいですね!
出力も895Wと1000W以下なので、1000Wまで対応したポータブル電源で使用可能です!
IH式などは1400Wなどとなってしまい、超大型のポータブル電源を使用しなくてはいけないのであまり現実的ではないかと思います…
おすすめポータブル電源
【600W|268Wh】BLUETTI|EB3A
自分自身もよく使っているこちら!
コンパクトで非常に使いやすいです!
正直、容量的には少し心配な268Whですが、3合炊きのマイコン式炊飯器であれば使用可能です!
ただし、1回炊飯すると残量は30%程度(約180Wh消費)まで減ってしまいます…
特に寒い時期はバッテリー消費が激しいので炊き終わる前に残量不足にならないように注意が必要です。
【800W|716Wh】BLUETTI|EB70S
続いては同じBLUETTIのポタ電!
800Wまで対応しているので5.5合までのマイコン式などにおすすめです!
【800W|768Wh】EcoFlow|RIVER 2 Pro
こちらも800Wまで対応したEcoFlowのRIVER 2 Pro!
BLUETTIのEB70Sと価格を比較して検討しても良いかと思います!
よくクーポンなども出ています!
【1000W|1002Wh】Jackery|1000 Pro
こちらは1000wまで対応した大容量モデル!
1000W超えのIH式には対応していませんが、900W前後までの炊飯器であれば対応可能なので幅広い炊飯器が使用可能です!
ただ、Jackeryは少々高い…
【1000W|768Wh】BLUETTI|AC70
容量はJackeryに劣りますが、炊飯には十分な容量!
価格はなかなか魅力的です!
【1800W|1152Wh】BLUETTI|AC180
こちらは手持ちのIH式炊飯器を使用したい方にオススメの1800Wまで対応したモデル!
容量も1152Whなので安心!
炊飯器によっては何度か炊けそうですね!
【2000W|2000Wh】BLUETTI|AC200P
最後はPRとして提供してもらったモデルですが、何も気にせず使いたい時にはこちらを使用しています!笑
2000Wまで対応の2000Wh容量なので何も気にせず使用することができます!
かなり重いですが、安心感は半端ないです笑
注意事項
使用時の注意事項ですが、冬など寒い時期などはバッテリーの消耗がかなり激しくなるのでストーブなどを使った暖かい空間で炊飯したり工夫する必要があります!
また、「1回あたりの炊飯時消費電力量」と「ポタ電のバッテリー容量」は単純計算で使用できるものではありませんのでご注意ください。
購入した際は事前に自宅で試してみることをオススメします!
※この記事では動作を保証するものではなく、炊飯器とポータブル電源の組み合わせによってはうまく使用できない可能性もあります。
まとめ
鍋やメスティンなどで「ご飯を炊いてうまくいかなかった方」や「すぐ冷めてしまうから保温したい」と思っている方は是非炊飯器の使用を検討してみてください!
火加減を見守ったりしなくても済みますからね!
また、イワタニからはカセットガスで使用できるモデルも登場しているので参考にしてみてください!
自分も気になってるアイテムです…笑
ガジェットカテゴリでいくつかポータブル電源を紹介しているので参考にしてみてください!