今回はキャンプチェア会の王様と言ってもいい「カーミットチェア」です!
正直結構お高いので、購入を我慢しておりましたが、ついに購入いたしました!
しかもウォールナット!笑
フルカスタムとまではいきませんが、ある程度カスタムしてみましたのでご参考にしていただけたらと思います!
カーミットチェアとは?
KERMIT CHAIR(カーミットチェア)は1984年頃にオートバイライダーのKermit(カーミット)という名の熱狂的なモーターサイクリストによって設計され、産声をあげました。
彼はバイクで走っては野宿するツーリングキャンプをよく楽しんでいました。当時、バイクに積めるポータブル性能に優れた軽量、コンパクト、頑丈で快適な椅子は何処にもありませんでした。
そこで、カーミットは小さな袋に簡単に分解収納できるKERMIT CHAIR(カーミットチェア)を産み出したのです。
2003年には長年のカーミットチェア愛好家でもあるTom Sherrill(トム シェリル)へ引き継がれ、今なおテネシー州ナッシュビルにてハンドメイド生産される 「Made in USA」
華奢な足からは見えない、しっかりとした作りと耐久性、野外でのラフな扱いを想定しての、厚くコーティングされたニス、コンパクトに収納できるものとは思えない快適なすわり心地。設計者Kermitの思いが垣間見えるプロダクトです。
引用:http://www.kermitchair.jp/
現在カーミットチェアは…
オーク材でノーマルタイプ・ワイドタイプ・ハイバック
ウォールナットでノーマルタイプ・ワイドタイプ
の5パターンで販売されています!
ウォールナットにはハイバックが無いようです…
通常 | ワイド | ハイバック | ウォルナット | ウォルナットワイド | |
---|---|---|---|---|---|
耐荷重 | 158kg | 158kg | 158kg | 113kg | 113kg |
収納サイズ | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 67cm | 約11 x 16 x 56cm | 約11 x 16 x 56cm |
組立サイズ | 幅約53 x 高さ約61 | 幅約58 x 高さ約61 | 幅約53 x 高さ約71 | 幅約53 x 高さ約61 | 幅約58 x 高さ約61 |
座面高 | 約32cm | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
重量 | 約2.5kg | 約2.8kg | 約3.0kg | 約2.5kg | 約2.8kg |
素材 | オーク/ウォールナット・アルミ・スチール・1,000デニールナイロン |
見た目・価格も違いますが、意外にも耐荷重の差もあるのでお気をつけください!
ワイド版は横幅が約5cm広がります!
ハイバック版は背もたれが約10cm上がります!
カーミットチェア(通常版)
いわゆる「カーミットチェア」と言ったらこれです!
広葉樹(オーク材)でできています!
カーミットワイドチェア
カーミットチェアのワイド版です!
商品名的には「カーミットワイドチェア」のようですね。
カーミットチェアハイバック
比較的新しいので、使っている方はあまり多く無いですが、座っているのが他よりも楽で疲れないらしいです!
カーミットチェアウォールナット
私が購入したカーミットチェアのウォールナット版です!
オーク材のものより少し値が張ります…
が、雰囲気がたまらない…
カーミットワイドチェアウォールナット(生産休止中)
在庫が多い商品では無いので色を選びたい方などは要注意です!
執筆時現在、生産休止中のため欲しい方は在庫があるうちに!
復活するかは未定のようです。
組み立て方
袋から取り出します。
パーツはこんな感じで分かれております!
本体と固定するための棒が2種類入っております!
説明書も入っておりますので、こちらを見ればOKだと思います!
英語ですが、絵を見れば組み立てられます!
まずは本体を開きます。
表裏の向きはどちらからでも組み立て可能です。
続いてまっすぐの棒を1つ準備しましょう。
シルバーの金具が手前です!
写真のポイントあたりに穴がありますので、そこに差し込みます。
穴自体は2箇所にありますので、手前側の脚に差し込みましょう。
左右とも差し込めたらOKです!
強い力が必要なわけでは無いので、ご安心ください。
シルバーの金具を手前にテンションをかけながら、引っ掛けます。
このような感じで左右とも引っ掛けることができればOKです!
片側を付け終えたらこんな感じになります。
そしたら裏返しましょう!
反対側も残った穴にまっすぐの棒を通して、同じ手順を踏みましょう!
まっすぐの棒の取り付けは完成です!
うまく開いて立ててみましょう。
この段階で一応立たせることができます!
※この段階ではまだ座れませんのでご注意ください。
次にアーチ状の棒を取り付けていきます。
まずこちらから取り付けていきます。
金具が付いた方と、穴だけの方とありますので、先に穴だけの方にアーチの棒を差し込みます。
(この写真ですと右側から差し込みます。)
金具部分は内側のプレートをあげて差し込みます。
こちらも特別な力などは要りません。
差し込めばOKです!
足元からつけましたので、背もたれ側も同じ手順で取り付けましょう!
完成です!
解体するときは逆の手順を踏めばOKです!
オートキャンプの方はパタンと2つ折りにしている方が多いように感じます!
組み立て、解体自体は数分です!
2つ折りですと、秒です!!!
さらにカスタムでかっこよく且つ快適に!
最近ではカーミットのカスタム商品がたくさん出ています!
全てを実装するのはほぼ不可能ですので、私が現在しているカスタムをご紹介いたします!
必須の足キャップ!
カーミットチェは素足なので、靴を履かせてあげましょう!
キャンプ場の石などで徐々にズタズタになってしまいます…
今回準備したのは家具用のもので、ホームセンターなどでも安価に購入することができます!
普通は黒がいいかと思うのですが、Amazonさんでは執筆時現在、最低注文個数が4つ…
「4つもいらないよ!」って方は…
色はグレーになってしまい、且つ少し割高になってしまいますがこちらもどうぞ!
本来の商品としては、「黒は家具が動かなくなる商品」「グレーは椅子などつけてよく滑るようにする商品」の差があります!
上記のアイテムが売り切れの時はこちらもチェックしてみてください!
実際に購入したことはありませんが、口コミ等を見ると問題なさそうですね!
マイスターシートで張り替え!
NATURAL MOUNTAIN MONKEYS(ナチュラルマウンテンモンキーズ) × Ballistics(バリスティックス)のコラボで誕生した張り替えのファブリック!
MEISTER SHEET(マイスターシート)は通常版とワイド版がございます!
色は無地とカモ柄。
これがとってもかっこいい!!!
張り替えの生地はいくつか出ているのですが、こちらは生地が一体化しているので、お尻が沈み込むことを防いでくれます!
※こちらは一度つけると容易にコンパクトに収納することができなくなるので注意が必要です。
在庫がないことが多いので、見つけたら即買いですよ!!!
張り替え(交換)方法(要1/8インチ六角レンチ)
方法と言っても、わたくし自身では交換しておらず、埼玉にある「camphills」さんで交換していただきました!
カーミットチェア関連の商品をご購入いただければ交換していただけるようです!
※店主が1人で経営しておりますので、タイミングによってはお受けできないことがございます。
教えていただいた手順を簡単にご紹介!
まずアーチ状の棒を取り、○の2箇所のネジを外します。
右側のネジはプラスドライバーでいいのですが…
一方が六角のネジ…
しかも「Made in USA」なのでインチなんです!!!
これはさすがに持っていない…
これが理由でcamphillsさんで交換していただきましたm(__)m
2018-19年あたりを境にこの六角ネジが採用されているようです…
これからカーミットチェアの購入を考えている方は、単品でも売っているようなので、どうぞ。
私もいつ直したりする時がくるかわからないので、インチの工具が余っているという友人にいただきました!
確かに1/8インチでぴったりハマりましたね!
交換自体は難しくありませんが、ちょっとコツが必要!
- ネジとアーチ状の棒が外せたら、元の生地を取り外します。
- 畳んだ状態で、向き注意して生地を取り付けます。
- 外したネジを取り付けます。(白いワッシャー?を忘れずに)
- 後はアーチ棒を差し込みます。
一番大変なのが、この棒!
取り付ける前にシートを下にグッと下げましょう。
外側にテンションがかからなくなるので、少し入れやすくなります!
奥の穴に入れたら、上の写真のようになるのを目標に頑張って入れましょう!
ここに入れば、後は転がせばOKです!
銀のプレートも少し硬いですが、指を挟み込まないように気をつけてスライドさせてロックしましょう!
後はシートを戻して、上に引っかければ完成です!
ここのポイントを押さえておけば結構力は必要ですが、張り替えることができると思います!
しばらく使ってみましたが、沈み込みが減って座り心地がアップいたしました!
あとは単純にかっこいいよね。
NOVITA (ノビタ)でさらに座り心地アップ!
後ろの足に取り付けるこちらの商品!
カーミットチェアは後ろに沈み込むことで「腰が痛くなる」のを和らげてくれるものです!
座面の角度が変えられますが、100mmと120mmがございます。
100mmは座面が3cm上がり、120cmは座面が5cm上がり、よりフラットに近くなります!
150mmは8cmアップ!
カラーはシルバー・ブラック・ゴールドの3カラー!
腰痛持ちの方は120mmがおすすめだそうです!
私はそこまで腰痛持ちというほどでもなく、座り心地が100mmの方が好きだったので、100mmのシルバーを購入いたしました!
近くに取り扱いショップがあれば座ってみるといいです!
▼公式サイト
取り付け方
すでにキャップが付いている方は外しましょう!
金具を外してはめ込むだけです!
金具を戻したら完成!
とっても簡単です!
ノビタの紛失防止に!
簡単につけられるノビタですが、片付け中とか何かの拍子に金具が外れてノビタが落ちてしまうかもしれません…
現にそう言った方をSNSで見かけておりました…
そこで!
ワッシャーをかませることに!
インチのワッシャーを探せなかったので、とりあえずいけそうなサイズを工務店で探してみました。
M6の外形は13mm。
少しネジに対してアソビがありますが、こちらで用途は担ってくれます!
あまり目立たずにスマートに取り付けることができました!
ノビタを使っている人にオススメです!
パイプ&ハンドルカバーで背中のクッションに!
こちらはカーミットチェアの背もたれのアーチ状の部分に取り付けることができるものです!
ポールにつけたりすることも可能です!
背中部分はアーチになっているので、これだけでも背中の負担はないのですが、後ろにグッともたれかかると少し気になることがありました。
ベルクロで簡単に取り付けられ、中のウレタンでクッション性がアップするので、座り心地がさらにアップいたします!
サイドストレージで収納性アップ!
ヘリノックスのテーブルサイドストレージSサイズを手すり部分につけて、小物入れとして使っております!
携帯を入れたり、小物を入れたりに大活躍です!!!
サイドストレージボックスの記事は「ヘリノックスのテーブルサイドストレージが便利すぎたので紹介!」からどうぞ。
最近は各社からサイドボックスが登場しています!
ヘリノックスのサイドストレージにも到着可能なバリスティックスのドリンクホルダーですが、サイズ調整可能なので、どんな飲み物置くことができます!
これがめちゃ便利!
冬はファーのムートンラグカバーで寒さ対策
冬はそのままですと腰が冷えるので、ムートンラグを導入!
ラグの凹凸がちょうど椅子にフィットして、かけるだけでも簡単に滑ることはありません!
たまに直したりしますが、1泊で1回直すかどうかくらいです!
マイスターシートと相性がいいのかもしれません!
1シーズン使用しましたが、全然へたったりもしていないので耐久性もありそうです!
カラーもいくつかあるのでナチュラル系のサイトにも合わせられそうです!
最後にナット紛失防止対策!
最後はカスタムと言えるようなものではありませんが、「カーミットチェアのナットが外れてしまう。」という問題があるようで、そちらの対策をいたしました!
使っていると緩んでしまうことがあるようで、いつの間にか無い!なんてことがあるようです…
購入したのは熱で収縮するチューブです!
Amazonさんですと、最低注文数があるかもしれませんので、別の店舗で購入すると良いと思います!
私は「ガーナジャパン」というところから購入いたしました。
ご参考までに。
ナットが取れやすいのはここですね。
一旦そのままハメてみました。
必要な長さをなんとなく確認してみて…
今回は2脚分(4箇所)ありましたので、4等分してみました。
4等分ですと、12mmくらいになるのですが、調整してみた結果、10mm(1cm)の長さで切るといい具合に収まります!
1脚だけやる方は1cm測って切って下さい!
ナットから少しはみ出て、覆えるくらいがちょうどいいです!
ドライヤーでトライしてみましたが、全然縮まない…
すこーし収縮したかな?ってくらい…笑
結局ターボライターで!笑
このガストーチ便利なので、「SOTOのマイクロトーチアクティブ!コンパクトで使い勝手抜群!」もどうぞ!
適度に距離を取って、燃えないように気をつけて下さい!笑
全体を満遍なく炙ったら完成です!!!
これでバッチリですね!
まとめ
私が今使っているカーミットチェアのカスタムをご紹介しました!
張り替え生地はいろんなブランドから出ていますので、自分の好みのものがあればそちらを導入してみてください!
最近はインアバンスのワンズテーブルが気になっています…
オールドマウンテンのHIJIRAKUも気になってます…
カーミットチェアのカスタムって楽しい!!!
何か導入すればまた追記します!
カーミット沼…
では!