シームテープの張り替えはやったことありますか?
シームテープの張り替えはなかなか面倒な作業ですが、今回は液体状のシーム材(シームグリップ)を使ってシーム処理をしてみました!

今回はタープのシーム処理です!
GEAR AID|シームグリップ+WP
テントやタープのシーム(縫い目)から雨漏りしないように処理をしたり、穴の補修などにも使えるシームグリップ。
通常は元からシームテープが貼ってありますが、剥がれてきてしまったのでシーム材を塗ってみることにしました!
シルナイロン素材は+SIL
シルナイロン素材を使用したテント・タープのシームグリップにはこちらの「+SIL」を使用する必要があります!
シームテープを貼ることができないシルナイロン素材を使っていて、雨漏りが気になる場合はこちらを塗布しましょう!
キャプテンスタッグは同品
キャプテンスタッグのシームグリップとの違いが気になった方もいるかもしれませんが、GEAR AIDのシームグリップ+WPをキャプテンスタッグが販売しているだけなので、違いはありません!

どちらを買ってもOKです!
実際にシームグリップを塗ってみた!
使用するタープはマックワン
2021年に購入したマックアウトドアのヘキサタープL「通称マックワン」ですが、翌年の2022年にシームの浮きが発覚。
灼熱の夏を2シーズン乗り越えてくれましたが、雨漏りするようになったので代理店を通して修理を依頼。

雨が長引くと気になるほどでした笑
シームの再圧着となって修理費用自体はかかりませんでしたが、韓国本社までの送料を負担する形となって6500円がかかりました。
そして、2024年から再度シームの浮きが発覚。騙し騙し使っていましたが、2025年の夏は雨の時には張れないほどに…笑
そこで今回はシームグリップを塗ってみることにしました!

マックワンLサイズ用で2本購入!
シームテープを剥がす
まずはシームテープを剥がしていきます。
剥がれ具合や劣化具合によりますが、引っ張るだけで簡単に剥がれることもあります!

うちのはしっかりついている場所が多かったです。
そんな時はドライヤーでシームテープを数秒温めてあげると簡単に取れるようになります!

スルスル〜っと剥がれると気持ちいいです!笑
シームを剥がし切ったら、汚れを落としたり軽く拭いておきましょう。
塗り方は2通り
塗り方は付属のハケ2種類のどちらかを使用します!

両方使ってもOK!
直接チューブに取り付けるタイプは綺麗に塗れなかったので、自分はハケを使っています!

時間はかかりますが、失敗は少ないです!
塗り方としては、「縫い目そのもの」と「生地の折り目部分」をきちんとカバーできるように塗ってあげましょう!

今回はシームテープの跡を目安に塗りました!
目安がない時は少しオーバーラップするように塗ったあげたほうが確実です!
綺麗に塗りたい方はマスキングして塗る方法もありますので、参考までに。
塗り終わったら、放置して乾燥させます。
8〜16時間はおきましょうとなっていますが、24時間を目安に放置できるといいですね!

余裕があれば数日置いておくと確実!
処理後の雨漏り効果は!?
シーム処理後に雨キャンプでタープを張ってみましたが、効果抜群!

1日中ずっと雨でも全く漏れませんでした!
シームグリップは半永久的に効果があるとされていますが、真夏でもその効果が有効かどうかは来年以降に期待です!
気になる点も…
タープは収納時の折り目部分にシームが来るため、少しくっついてしまうことがあります。

これはある程度仕方のないことなんですが…
シーム処理後に3日間設営しておいたおかげで、ぺたっとした感じもだいぶ軽減されました!

砂汚れなどがついたおかげで少しサラサラになりましたね笑
シーム処理後はすぐに畳んでしまうと、シームがくっついて剥がれてしまうので、できるだけ時間をおくといいかと思います!
まとめ
半永久的に使用することができたり、何度も塗り直しができるとされており、数年前に塗った別のタープも特に劣化することもなく良好。
おそらくシーム材よりもタープのブラックコーティングが先に劣化してくるのでは…と思っています!笑
塗布の手間はありますが、一度処理をしてしまえば長く使えるので、テントやタープのシーム剥がれなどで困っていた方は是非参考にしてみてください!
▼以前シームグリップを塗ったタープの記事
