THE FREE SPIRITS(自由之魂)から日本限定カラー(ブラック/ブラウン)が発売され、各カラー限定15張りに惹かれGETしましたのでレビューいたします!
日本に15張りしかないって興奮しちゃいますよね!!!
THE FREE SPIRITS (TENTS) -自由之魂- とは?
「THE FREE SPIRITS -自由之魂-」をよく知らない方もいると思うので簡単に説明しておきます!
「THE FREE SPIRITS -自由之魂-」は香港(中国)のメーカーです!
2011年に設立し、2020年に日本の代理店(株式会社帝伸テック)ができました!
本国のサイトはこちら
THE FREE SPIRITSについて
The Free Spiritsは4半世紀に渡りテントをデザインし続ける王吉剛(ワン ジガン)が世界に通用するテントを創りたい、いつかは世界一と言われるようなテントブランドとなりたい、そんな決意を胸に2011年に設立しました。
独立を決意した王は中国国内の工場を幾つも訪ね、自身がデザインしたテントの生産を依頼しましたが、納得できる品質の工場に出会うことは適いませんでした。そして王は自社工場を構えるという一大決心をします。
The Free Spiritsの自社工場では妥協を排し、ベテランの縫製士により何よりも品質を優先してテントが作られます。
独立前からの王の仕事を知るハイエンドアウトドアブランドや、工場の品質の噂を聞きつけたブランド達はThe Free Spiritsの自社工場にテントを始めとした縫製製品の生産を委託するようになり、ハイエンドブランド御用達のODM生産工場の色を帯びるようになりました。
生地の特徴を知り尽くした王がデザインするテントはしわの無い美しいシルエットを描きます。
職人の手によって一張一張丁寧に縫われていくThe Free Spiritsのテントは持つ人の心を自然へと解き放ちます。
詳しくはサイトを見てみてね!
ROBOTECH(ロボテックドーム)限定カラー【ブラック/ブラウン】
(出展:https://tfstents.jp/)
組立サイズ | 約L550 x W500 x H235(cm) |
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収納サイズ | 約65 x 30(cm) |
フロア面積 | 約21.15(㎡) |
重さ | 約15kg |
収容人数 | 10人 |
ポール | DAC Pressfit Φ13.2mm |
フライ | 125D ポリエステルリップストップ PU1500mm UV/IR CUT Black Coating |
ペグ | DAC J-Stake 300mm 16本 |
引裂き強度 | warp 12.9N weft 9.9N(GB/T 3917.1-2009) |
※『Brown』『Black』ともに国内15張限定。再生産、再入荷予定はございません。
限定カラーは内側にブラックコーティングを施されており、しっかりと日を遮ってくれます!
夏場は涼しいかもしれませんね!
また、全ての開口部 (煙突用の穴を除く) に開閉可能なメッシュがあるので、虫対策もバッチリです!
ポールはDACのPressfit!
わかる人にはわかるこの違い!!!
まずはディテールをチェック!
大型ドームテントとしてはそこまで重くないです!
ただ、単純に重いは重いです笑
女性でギリギリかも!笑
フライ・ポール・ペグが付属!
ビギナー向けとかではないので、ハンマーなどは付属していません!
ポールは全部で10本!
10本もあるのでこれが重量の大半を占めてます!
太さは10本とも同じ(直径13.2mm)で2本だけ長さが違います!
ポールはDAC社のPressfit!
ポールの詳細についてはマニアックな話になってしまうので、気になる方はDAC社のサイトでチェックしてください!
簡単にいうと、破損の原因になりやすいポールのつなぎ目部分をプレス式で固定することによって「より安全、より頑丈」に作られているポールです!
要は安心ってコト!
さらにリペア用のポール(チューブ)もあります!
ただ、しまう場所がないので紛失しないように気をつけないといけません…
自分の場合はロープで収納袋とくくっておきました!笑
ペグもDAC社のものです!
J-Stakeの30cmで単品でも販売されています!
定価1本1100円のものが16本もついています!笑
ラッキーというか、無ければ少し安くなっていたかもというか…笑
自分は鍛造ペグを使うので、使うことはないかもしれません…
家に飾っておきます♡
実際に設営してみました!
ロボテックドームにはキチンと説明書がついてはいますが…
4つの絵と添える程度の説明文だけ笑
まぁこのテントを買うような人は建て方想像できる人がほとんどだと思うので、あまり困らないのかな?笑
まずは10本のポールを組み立てます!笑
これが結構時間かかる笑
10本のうち、長い2本(7756mm)を最初に使うので、この時に分けておくといいかもしれません!
短い方は長さ6990mm。
もちろんポールを組み立てながら設営してもOKです!
先端の節に当たるポールの長さが違うので、そこで見分けられますが…難解でした笑
次にフライ(幕)を広げます!
そして長いポールから通していきます!
スリーブの入り口部分はわかりやすくパターン柄になっています!
これはブラックカラーも同じようです。
白系の現行品は特に色分けはされていないので、入り口を探すのが少し大変らしいです。
2本の長いポールを通したら、クロスドームのように一度建てます!
建てたときに風が強いと飛ばされる可能性もあるので、その場合はペグダウンしながら行ったりするとスムーズに設営できそうです!
その他の8本のポールも1周回るように順番にスリーブに通します!
ハトメ(グロメット)に差し込んで行くタイプで、硬いこともなくスムーズに差し込めました!
特に難しいこともありませんでしたが、「交差部分でどっちのポールが上だ!?下だ!?」となりました笑
そこまでシビアにならなくても問題はなさそうですけどね!
この辺りのコツなんかは模索中です…
次にこのフックをポールにかけて固定していきます!
数が多いので少し大変…
これは大型ドームテントの宿命ですかね笑
入り口上部のフック部分にタープを連結させることができるロープがあります!
まだ連結させたことはないですが、今後やってみようかと思います!
どんなタープが合うかな〜
一番上部のフックはポールを通した直後の早めの段階で引っ掛けておかないとなかなか大変です笑
テント内に入って上部に設置されている開口部からもフックを引っ掛ける事ができますが、できない箇所もあるので、初張りだったこの時は数カ所諦めました笑
中のこの開口部からアクセスできます!
フックをかけ終わったら、ベンチレーションをセットします!
あと、この辺りでドーム本体のペグ打ちも!
ベンチレーションは後でも先でもOK!
つっかえの部分には中にポールが入っているようで、折れたりする心配はまずなさそうでした!
プレートタイプだと折れちゃう事あるんですよね…
テンションをかけるためのロープがあるので、テンションをかけましょう!
ここのテンションをかけないと風が吹いた時にぺろっとなりそうです笑
最後にガイロープを張ったら完成です!
初張りは撮影もしていたので1時間ほどかかりました…笑
設営時間は徐々に短くできそうで、慣れれば一人でも30分くらいあれば建てられそうでした!
125Dのポリエステルリップストップの生地感もバッチリです!!!
分厚くて安心感が半端無いです!笑
※白系のレギュラーロボテックはナイロン製になります。
気になるロボテックドームの内部!
入り口はこの赤い線の部分にファスナーがついています!
この入り口が全部で4箇所!
メッシュも4箇所全部についています!
縦のファスナーがフックで引っ張られるとかなり閉めづらいです…
…綺麗に張れれば変わるかな?
先ほどチラ見せしましたが、こちらが内部です!!!
これが噂のブラックコーティング!
ブラックコーティングによってギザギザになってます!
昼でも日差しをしっかりと遮ってくれていました!
ロボテックドームには随所に輪っかがあるので、ここに何かを引っ掛けたりロープを通したりすることもできます!
薪ストーブ用の煙突ポートもかなりしっかりできていました!
自分は使う予定がないので、想像してください笑
赤丸の位置にポケットがあり、小物などを入れておくのに便利です!(ただし注意事項あり笑)
ブラックコーティングで見づらいですが…笑
後述しますが、このポケットが悪さをします笑
実際に使ってみて
実際にドーム内にギアをセットしてみました!
2人でコット寝スタイルですが、かなり余裕がありました!
見ての通り広いです笑
インナーテントでカンガルースタイルなどにするともう少し狭まりそうですね…
デッドスペースが生まれてしまうので、そこにコンテナなどをおくとうまく使えるかもしれません!
天井の引っ掛けポイントは使い勝手抜群!
先ほど紹介した何箇所かある引っ掛けポイントを使って寝袋(インナー)を干してみました!
ロープの掛け方次第では色々な使い方ができそうですね!
スクリーンをかけてゲームや映画鑑賞にもバッチリ!
一番高いところにもポイントがあるので、ライトを吊るしたり、扇風機・サーキュレーターをセットするのにぴったりです!
結構高いので身長が高くないと厳しいです笑
170cmでギリギリ届くか届かないです笑
家族で使用される方は女性でも届くようにロープをくくっておくといいと思います!
夜は中のライトでギザギザが!!!
特になんだって事はないんですが、夜も目立っていいですね!ってことです笑
ブラックコーティングは夏場に威力を発揮するのかな?
夏になったら再度レビューを追記しようと思います!
冬場は特にメリットもデメリットも感じませんでした笑
冬はトヨトミストーブ1台でもOK
トヨトミストーブ(KS-67H/ギアミッション)1台でもドーム内を暖められました!
※上からサーキュレーターあり。
この日は起きている時で-5度くらいまで下がりましたが、15度前後はキープ!
風は強く無ければ「外気温+20度」くらいまでは頑張れそうです!
フロアレスは全体に言えることですが、足元は少し寒いです笑
内側に入ってるパターンのスカートのおかげで隙間風も全然気になりませんでした!
換気には注意してくださいね!
気になった点
結露は多め
シングルウォールなので、当たり前ですが、しっかり結露します!
これは朝方凍ってた時の写真。
ここからストーブをつけるとドーム内で雨が降ります笑
テント上部に縫い目が多いので、シームテープを張ってる箇所から猛烈に垂れてきます笑
そして先ほど言っていたポケットの悪さですが、このポケットに結露が溜まってポケットの下にあるものがびしょびしょになります笑
自分の場合コンテナがビショビショになっただけだったので良かったのですが、冬場はこのポケットの下にものを置かない方がいいです!笑
ライトなんかここに入れようもんなら…お気をつけください。
夏場など結露があまりない時には便利カモですね笑
個人的にはこのポケットいらなかったな…
ファスナーが結露の水で凍る
ストーブをつけていてもドームの裾は凍ってしまいます。
これはどのテントでもあると思うのですが…
入り口下(地面と水平の方)のファスナーに結露の水が溜まり、凍りました笑
結局縦方向のファスナーしか動かなくなりましたので、冬場に氷点下のキャンプ場に行く際は要注意です!
まとめ
結露関係に難点があったロボテックドームですが、その他大きく気になる点はありませんでした!
結露がない昼間は広くてとっても快適です!
設営でのポイントは慣れも必要かと思うので、気になるほどではありませんでした!
何より見た目が最高です!!!
ブラウン・ブラックカラーは今後生産されることはないようですが、レギュラータイプの白系カラーは生産されていますので参考にしてみてください!
【アフターサービス】日本国内での修理が可能!
THE FREE SPIRITSのテントは日本国内での修理対応が可能になりました!
海外ブランドの不安な要素であるアフターサービスについても、何かあった際に国内で修理対応してくれるのはとてもありがたいですし、心強いです!
海外で対応してもらう場合、納期が長くなったり不安も多いと思うのでこれは大変ありがたいです!!!
限定カラーのお取扱い店舗
※レギュラーのロボテックドームを扱っているかはご確認ください。