みなさん焚き火台は何を使っていますか?
最近はキャンプブームもあり数えきれないくらいの焚き火台が世の中に出回っています!
どれを買えばいいのかと悩んでる人もいることでしょう…!!!
その中でも斬新なデザインで話題になったTOKYO CRAFTSの「KUBERU(クベル)」をご紹介!
かっこいいと思った人もそうでない人もデザインに隠された秘密を知ると感心しちゃうかも…!!!
その秘密は”ナナメ”にあり!!!
TOKYO CRAFTS|KUBERU(クベル)
TOKYO CRAFTSは人気YouTubeチャンネル「タナちゃんねる」のブランドです!
材質 | ステンレス鋼板(SUS304) |
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厚み | 火床(本体):2mm 板ゴトク:2.5mm |
サイズ | 31cm(縦)×46.5cm(横)×31.5cm(高さ) |
収納サイズ | 28.5cm(縦)×44cm(横)×10cm(高さ) |
重さ | 4kg |
※焚火台「KUBERU」は国内の工場で生産。
TOKYO CRAFTS公式サイトはこちら
商品ディテールをチェック!
KUBERUには収納ケースなどがないので、場合によってはこの箱を使った方がいいかもしれません笑
一応ぴったりな収納ケースも見つけたので後述します!
説明書と本体になります。
説明書はきちんと一読しましょうね!
重さは約4kgと軽量というほどではありませんが、重すぎず気にならない重量感!
組み立て方
組み立て方は説明書にも記載があります!
決して難しいことはなく、直感的に立てることができる構造です!
まず足を取りますが、ツメがかかっているのでそこだけ注意してください!
足を火床部分の下部に通して差し込みます!
エッジの処理もしてあるので危険は感じませんが、念のため手袋をして作業することをおすすめいたします!
と素手で触って感じました!笑
2回目以降は汚れ防止にも役立ちます!
足には写真のような凹みがあるので本体にハマるところまで差し込みましょう!
ここにハマればガタつきません!
これだけで組み立て完成です!
ぐらつきがないかはきちんと確認しましょう!
移動させる時は足を持たないと”がしゃん!”となるので要注意です!
ゴトクは2枚入っており、スリット部分に差し込んで使用します!
少し遊びがあるのでススや汚れがついて抜けなくなるような心配はありません!
ガタガタというわけでもないので安心してください!笑
実際に使ってみて
実際に何度か使ってみて見えてきた”斜め”の魅力!
これはよくできてますね!
火起こし
まず麻紐を解いて焚き火台にセット!
あ!このくぼみのおかげで動かない!!!
多少風が吹いても飛んでいかないという発見!笑
これは想定していませんでした笑
ファイヤースターターで火をつけようとしたところ、平らな場所でやり慣れている自分には少しやりづらいと感じました!
特に問題なく着火できましたが、慣れるまでは少し苦戦するかもしれません!
着火材でも火起こしをしましたが、こちらは風の通り道もあるのでバッチリ!
火の育て方
火を育てる際、最初はクロスにしたり高さを出したりすることが多いですが、本体が斜めになっているため少し薪の焚べ方に工夫や慣れが必要でした!
初めは薪を短め・細めして凹み部分で薪を組むと育てやすいかもしれません!
基本的に着火材を使って細くした薪を焚べていけばある程度勝手に燃えていってくれます!
次のことを頭に入れておけば苦戦することもないかも…!?
育てる時は並列型を意識
この焚き火台「KUBERU」を使いこなすために理解しておきたいポイントが薪の組み方のひとつ「並列型」!
KUBERUは本体のこのプレートが並列型の枕木の役目を果たしてくれています!
並列型は料理向きだと言われていますね!
枕木(本体プレート)は空気の通り道を作るのに大事な役目を果たしているので、この枕木に薪を乗せていけば燃えていくシステムになっています!
KUBERUは並列型の焚き火を再現した焚き火台と言えるかもしれません!
より早く火を育てたい時はプレートの枕木を使ってできた上昇気流とゴトクを使うことで早く火を育てることができました!
火が育ってくると放り込めば勝手に燃えていってくれます!
あとは薪の量を調整すればOK!
料理について
KUBERUの傾斜の秘密はここにあり!!!
並列型を再現した焚き火台とあって、料理向き!
傾斜があることと火が上にいく性質を使い、場所を変えることで火力調整をすることができます!
奥側が高温(強火)・手前が低温(弱火)となりますが、薪の量でももちろん差が出てきます!
ただし、火がついてからゴトクを移動させるのはあまり簡単ではない上に、スリットの入った範囲も広くはないのでゴトクを移動させて行う火力調整はあまり現実的ではなさそうです!
写真のような24cm前後をフライパンをおくとスリッドの入った範囲内での調整はごくわずかです…
始めは五徳に置く調理器具の大きさに合わせてスリットの位置を決めればOK!
火力調整したい時は火ばさみを使って薪(火)をいじることでもある程度調整が可能です!
▼写真のフライパン
五徳(ゴトク)の動かし方
火入れ後にゴトクを動かしたい時はこちらの穴に火ばさみを入れることができるようになっております!
多くの火ばさみが穴に入るサイズですが、トングのような先端が膨らんでいるタイプは入りませんでしたのでご注意ください!
ゴトクの真ん中を持つと比較的安定しますが、実際に火がついていると少々熱いです笑
火がそんなに大きくない時がおすすめ笑
遊びがあるおかげで左右のスリット1個ずつであれば移動させることができました!
一気に動かすことはできませんが、この方法が一番安全かもしれません!
※火をつけてからゴトクを移動させる時は十分に注意してください!
おすすめの火力調整方法
おすすめはサンゾクマウンテン「デルタス」のような台を使って手前でも調理ができるようにする方法です!
各ショップさんで定期的に入荷しています!
手前で低温調理もできますし、奥の強火調理から料理を逃がす避難場所としても重宝します!
自由に動かすことができるので、火には当たらない距離で保温しておくこともできます!
高さに注意して選べば他のアイテムでも十分代用可能です!
▼参考アイテム
また、薪が終わりかけの時や、そろそろ終わりが見えている時は付属のゴトクまで火が届かない時もあります!
そんな時にも別でゴトクになるものを用意しておくと手前部分で料理ができて便利です!
メンテナンスが容易
KUBERUはステンレス製なので、丸洗いをしても錆びる心配が少ないです!
洗った時はちゃんと乾燥させましょう!
ちなみに自分は滅多に焚き火台を洗いません!
ほうきで熱の冷めた灰を回収して終了です!楽チン!
※焚き火台を洗う際はキャンプ場の所定の位置で洗うようにしましょう。
(炊事場で洗うことをNGとしているところで洗っている人をよく見かけます…)
収納ケース
KUBERUは収納時、隙間に火ばさみなどを収納することができます!
しかし、ススで汚れますし、枕木代わりのプレートが当たって傷もつきそうなので、お気に入りのギアなどは入れない方がいいかもしれません!
気にならない人は入れてもいいですが、運搬時に結構ガシャガシャなります笑
何か袋に入れてからなどの対応は必要かもしれません!
トランクカーゴ(LOWタイプ)
リスさんのトランクカーゴのロータイプに箱ごとぴったりで収納することができます!
箱の箱ですが上にがっつり物を載せられるようになります!
そのまま入れて、隙間に小物を入れてもOK!
ですが、ガシャガシャなるので、箱のまま入れた方が積載時のガシャガシャ音は軽減されます!笑
運転してて音が気になることってありますよね笑
ダイソー収納バッグ
そんな中見つけたのが100円ショップ「ダイソー」で販売されていた300円(+税)商品のバッグです!
330円なだけあって割としっかりしてます!
「ボストンバッグ」という名前で販売されておりました!
スーツケースの上に乗せることができる商品なので、トラベルグッズかバッグコーナーにあるかと思います!
執筆時、ダイソーオンラインにはなさそうでした…
程よく余裕があり、ほぼジャスト設計です!
厚みにも余裕があるので他のものと一緒に収納もできそうです!
普段はこれを使ってます!黒だしバッチリ!
TOKYO CRAFTSさんでも専用ケースの検討はしているそうです!
専用マルチギアバッグが発売されました!
追記:TOKYO CRAFTS マルチギアバッグ
2022年の12月末にKUBERUもぴったり収納可能なマルチギアバッグが発売になりました!
まだ実際には見ていませんが、見た目もgoodで小物の収納もしやすそうですね!!!
KUBERU以外を収納することももちろんOK!
気になった方は要チェック!!
まとめ
唯一無二の焚き火台「KUBERU」!
焚き火をしながら料理を楽しみたい人には”どストライク”な焚き火台でしょう!
料理後には焚き火だけももちろん楽しむことができます!
デザインで選ぶ選択肢もアリです!!!
ただし、直火のような焚き火や色々な火のいじり方をしたい人には不向きかもしれません!
そんな人は一般的な火床がフラットなタイプを選択するのがベターかと思います!
理由・目的が明確だからこそターゲットには届きやすいアイテム!
特化の焚き火台だからこそ奥が深いです!!!