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UnaFreelyの激安ワンポールテントをレビュー!シルナイロンは本当か!?

UnaFreely ワンポールテント サムネイル
※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

今、じわじわと人気になっているAmazonで販売されているUnaFreelyというブランドのテントをご存知ですか?

読み方もなんと読むんでしょうかね…笑

正体不明のUnaFreelyのワンポールテントがコスパがいいと人気なんです!

巷では「謎テント」「チープテント」なんて呼ばれています笑

それでは写真多めでご紹介していきます!

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UnaFreely|ワンポールテント

カラーDark Green/Light Grey/Black[NEW]
サイズΦ400cm × H200cm
収納約52cm × 16cm
重さ約1.7kg
材質20Dシリコンコーティングナイロン生地(表面)

後述しますが、裏面(内側)はPUコーティングとなっております。
両面シルナイロンではないのでご注意ください。

自分が購入したのはダークグリーンです!

2022年11月よりブラックカラーが発売されています!

本体・付属品

UnaFreely ワンポールテント

非常にコンパクト!
そして軽いです!

コンパクトなテントが欲しい人にもおすすめできる大きさかと思います!

UnaFreely ワンポールテント 付属品

付属品はポールの他にガイロープ・アルミペグです!

UnaFreely ワンポールテント 付属品

ガイロープは束で入っているので自分で結ぶ必要があります!

太さは3mm前後かなと思います!

そんなに本数があるわけではないので、取り付けもそこまで大変ではないかと思います!

UnaFreely ワンポールテント 付属品

ペグはアルミ製で非常に軽量です!
バックパックで軽量を求めるようなとき以外であれば風などを考慮して30cm前後の長めペグを使用した方がいいかもしれません!

地面の硬いところでは曲がってしまうタイプのペグです…

UnaFreely ワンポールテント 付属品

煙突ポート用のガードも別でついています!

穴などは空いていないので、自分の薪ストーブにあったサイズに切る必要があります!

丸く切るなり”*”型に切るでもお好みで対応できます!

説明書も付属しています!

設営方法

UnaFreely ワンポールテント 設営

まず初めに、このテント少し変わった作りをしています!

本体にペグダウンの箇所があるのですが、長さの調整ができないので非常に設営が難しいです!

そして”スカート”として呼称しているであろう外側のガイロープがついています!

説明書などには詳しく書いてありませんが、何度か設営してみた結果…

外側のガイロープを使った設営をするのが早く・綺麗に設営をすることができます!

方法その1

UnaFreely ワンポールテント 設営方法

1つ目の設営方法は特にガイドなどがないので感覚でペグダウンをしていく方法です!

最初は大変ですが、慣れれば大丈夫です!笑

UnaFreely ワンポールテント 設営方法

最初に四角くなるように4ヶ所をペグダウンしてから残りの4箇所をペグダウンすると比較的うまくいきやすいかなと思います!

本体のベルトループに直接ペグを打って設営もしてみましたが、微調整がなかなか大変です…

基本的には外側のガイロープを使っての設営がおすすめです!

冬などに隙間対策で本体のベルトループにもペグダウンする場合はガイロープを緩めで設営してから、後でペグダウンするとスムーズです!

UnaFreely ワンポールテント 設営方法

あとはポールを差し込んで(立ち上げて)完了です!

方法その2

UnaFreely ワンポールテント 設営ガイド

2つ目はガイドを作成してガイド通りに設営していく方法です!

ガイドさえ作ってしまえばこれがめちゃ簡単!

Instagramでキャンプ仲間の@kazshさんに教えていただきました!

カズッシュ on Instagram: "ワンポールテントの張り方☝️ ノルディスクやテンマクデザインのフロアレスのワンポールテントを立てる時、ペグダウンの位置に困ってませんか? 用意するのはガイロープとペグのみ。こうやると綺麗にテントを張れるんですが、あまり周りでやってる人がいないので紹介します! ■1枚目 まずはテントに合わせてこのようなガイドロープを作ります。Aがテントの中心、BとCはペグダウンする位置です。AとCはループにして、Bは結び目などで良いでしょう。 ■2枚目 テントの中心を決めたらAのループをペグダウンします。入り口などの方向にロープを引っ張り、Bの位置でペグダウンします。 ■3枚目 先程ペグダウンしたところにCのループを引っ掛けるのがポイント。Bを引っ張ってピンと張ったところでペグダウンします。 ■4枚目 あとはこれを繰り返せば完璧な正8角形が出来上がります。 ■5枚目〜7枚目 ペグダウンし終わったらテントをペグに引っ掛けてポールを立ててロープを調整すれば完成!! ■ABCの長さの決め方 ABの長さに対する、BCの長さの求め方(半径rのn角形の場合) 2r * cos(90 - 180/n) 例)半径230cmの8角形の場合 230 * 2 * cos(90-180/8) = 460 * cos(67.5) = 460 * 0.382 = 176.0 AB=230cm, BC=176.0cmとなります。 サーカスtcの場合 5角形なので cos(54) = 0.59 アルフェイムは10角形なので cos(72) = 0.30 となってます。 #キャンプ #テント #ワンポールテント #アルフェイム #サーカスtc"
571 likes, 14 comments - kazsh on June 7, 2022: "ワンポールテントの張り方☝️ノルディスクやテンマクデザインのフロアレスのワンポールテントを..."

これを参考に直接設営しながら調整した結果、自分はこちらの長さで落ち着きました!

UnaFreely ワンポールテント 設営ガイド

最終的にはこんな感じのガイドを作成しました!

UnaFreely ワンポールテント ガイド

両端はループを作ってペグをかけられるようにしています!
中心にくるループには黒く印をつけてあります!

中間地点はロープを結んで「結び目」を作っています!

UnaFreely ワンポールテント ガイド

1、中心を決めてペグダウン
2、ガイドを使って210cmの距離(端から結び目まで)で一箇所ペグダウン
3、②で打ったペグに端のループをかけて、ガイドをひっぱり結び目の位置でペグダウン

これがめちゃくちゃ簡単です!

UnaFreely ワンポールテント 設営ガイド

8箇所ペグダウンをしたら中心のペグを抜きましょう!

UnaFreely ワンポールテント 設営ガイド

あとはガイロープの輪っかをペグに引っ掛けていけばOKです!

ロープの輪っかがペグに入らない時はペグを一度抜いて再度ペグダウンしましょう!

時間があれば手持ちのペグに合わせてロープの輪っかを作り直しておくといいです!

一回作り直してしまえばかなり楽になりますよ!

UnaFreely ワンポールテント 設営ガイド

あとは立ち上げてガイロープにテンションをかけたら完成です!

UnaFreely ワンポールテント 設営

冬以外の時期や風が強くない時はこのままでOKかと思います!

UnaFreely ワンポールテント ガイロープ

ただし、最初に設営したときはガイロープが付いていないので、もやい結びなどでテントに括っておくといいかと思います!

ディテールをチェック!

UnaFreely ワンポールテント 詳細

設営ができたらテントをチェックしておきましょう!

たまに初期不良もあったりしますからね!

スカートの自在金具

UnaFreely ワンポールテント 自在金具

スカート部分の自在金具ですが、ロープを引っ張るだけのタイプなのでロープがうまく噛んでいなかったりテンションをかけすぎると緩んでしまうことがあります!

ナイロン素材で日光に当たるとパリッとするのでテンションのかけすぎには注意してください!

付属のガイロープ

UnaFreely ワンポールテント ガイロープ

風が強いときなどはスカートのテンションをかけるだけでなく、ガイロープをきちんと張るようにしましょう!

ただし、後述しますがセンターポールが貧弱なので強風予報の時はそもそも張らない方がいいかもしれません!笑

タープ連結用ベルトループ

UnaFreely ワンポールテント タープ連結

テントの先端にタープ連結用であろうベルトループがついています!

あまり強度は期待できなさそうなので、連結される際は十分お気をつけください!

連結するなら小さめで軽量のタイプが良さそうです!

内側はPUコーティング+シームテープ

UnaFreely ワンポールテント シームテープ

テントの内側には縫い目にシームテープで処理してありました!

と、同時に…

シルナイロンなのにシームテープ!?

という疑問が…

両面シリコンコーティングだった場合、シームテープが張り付かないはずです。

気になって問い合わせをしたところ、表面はシリコンコーティングで内側はPUコーティングということでした!

初めにも記載しましたが、両面シルナイロンではないのでココを期待している方はご注意ください!

止水ジップ採用

UnaFreely ワンポールテント 止水ジップ

2箇所の入り口のファスナー部分には止水ジップを採用しており、ここからの雨漏りは気になりませんでした!

ただし、商品ページにも「豪雨の中での使用はご遠慮ください。」と記載があるように雨が強いときには漏れてくるのかもしれません。

ベンチレーション

UnaFreely ワンポールテント ベンチレーション

上部に2箇所ベンチレーションがあるので換気対策も問題なさそうです!

結露はもちろんしますのでご注意ください!

煙突ポート

UnaFreely ワンポールテント 煙突穴

煙突ポート(煙突穴)が設けられているので、付属の専用ガードを使って薪ストーブなどをインストールすることができます!

4シーズン対応はすごい!!!

UnaFreely ワンポールテント 煙突穴

ただし、実際に使っていると面ファスナーで止まっているだけの煙突ポートからは雨漏りしてきます…

短時間の小雨程度なら問題ありませんが、ある程度の雨になるとファスナー部分から染みてきてしまいます…

煙突ポートの下には濡れてもいいものか、物を置かない対策をしておけば問題なく過ごせました!

ポタポタ程度なのでわかっていればそこまで気になりません!

センターポールはやや不安

UnaFreely ワンポールテント センターポール

センターポールの強度は少し不安です…笑

揺らすとかなりグラグラするので風の強いときは避けた方がいいかと思います!

あとでセンターポールを変えてみてるので参考に!

中の上部にフックあり

UnaFreely ワンポールテント フック

内側の上部にはフックが設けられているので、LEDランタンなどを引っ掛けておくことができます!

このフックはかなりありがたいですね!

実際に使ってみて

UnaFreely ワンポールテント

実際に何度か使ってみてアレンジ性の高さに驚きました!

寝室として使ったり、ソロであれば1つでまかなえるほど汎用性が高いです!

2人用寝室として

UnaFreely ワンポールテント

インナーテントも別売りで存在していますが、インナーを使わない場合、コットを使って2人くらいまでがちょうどいいかなと感じました!

ハイコットで2人であれば十分快適に使用することができます!

雨予報の時は雨漏りに気をつけてください!笑

夏などにこのタイプのシェルターを使う場合も、ローコットであれば使用することができます!

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ソロ用テントとして

UnaFreely ワンポールテント ソロ用

ソロ用として、コット+椅子+小物の装備で快適に使用することもできました!

あまり物が多いと厳しいですけどね…笑

跳ね上げなどアレンジ可能

UnaFreely ワンポールテント 跳ね上げ

主にソロ用で活躍しそうですが、ペグを一箇所抜いて跳ね上げることも可能です!

遮光性が高いわけではありませんが、跳ね上げることでタープのようにも使用することができます!

この使い方がかなり良かったです!!!

UnaFreely ワンポールテント 跳ね上げ

ペグを半分ほど抜いてこんな跳ね上げも可能です!

ただ、ロープが多くなってしまうのと、ペグを多く抜くので設営が少し大変でした笑

現実的ではありませんが、参考に!笑

センターポールを変更

UnaFreely ワンポールテント センターポール

グラグラで不安だったセンターポールも手持ちのポールで変更してみました!

結果的に安心感爆あがりです笑

UnaFreely ワンポールテント センターポール変更

可変式のポールを使うことでセンターポールに代用することができました!

使ったのはこちら!

こちらはエンドロックも付属しているので、センターポールとして代用可能です!

長さも195、205cmあたりで選べるので、ロープと調整しながら設置してみてください!

手持ちで使えそうなポールがあるときはエンドロックだけ準備すればOK!

この辺りはあまり差がないので価格で選んでもいいかと思います!

テンションをかけすぎてエンドロックが貫通しないようにお気をつけください!笑

二又化も可能

UnaFreely ワンポールテント 二又化

このような二又化パーツを使って二又にすることも可能です!

ポールは先ほどと同じポール+中間ポールを足して2セット使用!

開き具合を好みで調節してそれにあわせてポールの長さも調整しましょう!

二又についてはこちらの記事で詳しく説明しています!

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UnaFreely ワンポールテント 二股化

二又にすることでかなり広く使うことができます!

もちろん荷物も増えて設営にも時間はかかってしまいますが…笑

快適を求める時はやってみてください!

まとめ

少し欠点があったりしますが、価格を考えれば十分すぎるスペックを持ったテントだと思います!

綺麗に張ることもできますしなんら遜色はありません!

完璧なテントは無いと言ってもいいので、求め出したらキリがありません笑
デメリットを分かった上で使えば非常に満足できるテントであることは間違いありません!

雨は少し漏れますが、薪ストーブが使えるのも大きなメリットだと思うので自分に合っていると思えば是非買ってみて損はないと思います!