ずっと憧れだったヒルバーグのケロン4GTをご紹介!
やっぱり買って良かったテントです!
5年以上愛用していますが、いまだに大好きなテントです!
ヒルバーグ(Hilleberg)ってどんなブランド?
ヒルバーグはスウェーデンのブランドで、日本ではA&Fが代理店となっております!
ヒルバーグのテントで使われているKerlon(ケルロン)という生地が特徴で、引き裂き強度に強く加水分解なども起こりにくいという特徴を持っております。
いわゆるシルナイロンを使ったテントです!
コロナ禍では人気のモデルはなかなか買えない人気っぷりで、なかなか買えない状況のまま値上げになってしまいました笑
Hilleberg|Keron4TG(ケロン4GT)
サイズ | 室内最大高:110cm フロア広さ:4.6㎡ 前室広さ:3.3㎡+1.6㎡ |
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収納サイズ | φ23×53cm |
重さ | 最小重量:4.6kg(総重量:5.5kg) |
素材 | Kerlon1800(40D High Tenacity Ripstop Nylon66) |
1980年頃に最初のケロンができたそうで、今では南極探検家や捜索救助隊、軍の特殊部隊なども使用したりしています。
ケロンは誕生からマイナーアップデートは繰り返しているものの、ほとんど作りが変わっていないんです!
初めからよくできたテントってことですかね!
もっと詳しく知りたい方はこちらで熟読してください!
3人用〜4人用サイズ
出典:A&F
フロアサイズから見ると大人4人まで寝れますが、快適に寝るには3人くらいかなといった印象です!
大人2人、子供2人は圧迫感もないかと思います!
普段は2人で贅沢に使っています!
カラーは全部で7色!
現行のレッド(赤)・グリーン(緑)・サンド(ベージュ)
出典:A&F
現在販売されているのはレッド(赤)・サンド(ベージュ)・グリーン(緑)の3色!
サンドカラーが比較的新しいカラーですが、グリーンやレッドは以前からあるので、生産年によって色味にばらつきがあります。
マイナーアップデートなどは繰り返されているので、ロッドの違いで色味に差があることもあるので中古品を買うときはご注意ください。
ミル(ミルスペック)カラー
出典:dime
こちらは色というよりはモデル(生地)の違いになるかもしれませんが、軍が使用する際に光が漏れないようになっているモデルで通称「ケロン4GT ミルスペック」!
普通には買えないので、中古を探すしかありません…
昼でも本当に真っ暗みたいです笑
ブルー(青色)カラー
出典:GOOUT
こちらは2015年のボーイスカウト世界選手権が日本にて開催された際にスウェーデンのスカウトチームの為に限定で製作されたカラーだそうです。
かなりレア度の高いモデルです!
ブラック(黒色)カラー
出典:helinox
ブラックカラーは2019年にHelinox10周年のコラボで発売されたカラー!
日本では抽選販売でしたが、転売が多かったことでも話題になりました…笑
迷彩(カモフラージュ)カラー
見たことない方も多いであろう迷彩カラー(迷彩柄)!
2021年の4月頃にチャリティオークションに出品され、12,001ドルで落札されました!笑
おそらく世界に1つ!笑
落札したのは日本人っぽい方のお名前でした!
(※情報提供ありがとうございますm(__)m)
自分が知る限りこの7色になります!
もし他にもカラーがあったら教えてください!
購入場所は?
ネットでも購入できますが、店舗ではA&Fのほかに取り扱い店舗もあるので生地の感じを見たい方は店舗に足を運んでみるのもありです!
自分はアルペンで購入しました!
ネットで買う場合は、販売店・並行輸入品に注意してください!
調べていると出てくる、こちらのヒルバーグワールドというお店は、国内唯一のヒルバーグ専門店らしく、A&Fを通さずに海外正規店と契約を結んでコストを下げているようです。
修理の際はA&Fに持ち込んでも、並行輸入品扱いになって取り扱ってくれないかもしれませんのでご注意ください。
※実際にこちらでフットプリントのみ購入いたしましたが、A&Fのタグは付いておりませんでした。
※ケロン4GT本体はアルペングループで購入しましたが、A&Fのタグ(シール)が付いておりました。
ディテールをチェック!
収納袋・付属品
収納袋は多少の余裕があるので、ある程度ラフに収納しても収まるサイズ感になっています!
ゆるすぎずキツすぎないサイズ感!
DACポール4本に加えてリペア用のポールも付属しています!
しかもポールケースの隠しポケットに収納できるギミック!
ペグは1度も使用したことがありませんが、Vペグが付属しています!
オートキャンプがほとんどなので鍛造ペグを使用しています!
フットプリント(グランドシート)
純正のフットプリントを使う方は初めに装着しておくのがおすすめ!
まずはテントの裏側で広げます!
入り口ドアの部分にロゴが来るように向きに注意しながらセットしていきます。
全てトグルで固定できるので、装着しましょう!
1度つけたら外さずに収納することができます!
設営方法
設営方法は簡単で、慣れれば数分で設営できちゃいます!
ポールを4本伸ばしたら4本ともスリーブに通します。
ポールを押し込んでいきながらフレームを完成させていきます。
滑りはいいので大変ではないです!
ポールを入れたらベルトを締めてテンションをかけておきましょう!
赤丸部分を先にペグダウンしておいて、逆サイドから引っ張って立ち上げます!
逆側もペグも打っておけば4本で自立するので、形を整えます。
あとは残りをペグダウンすれば完成です!
ガイロープは全部張った方がいいですが、状況に応じて全部は張らないことも多いです笑
フルペグダウンしなければ数分で設営できます!
インナーテント
ケロン4GTの入口は前後に1箇所ずつですが、基本的には前室の広い方から出入りすることがほとんどです!
本体の入り口にはメッシュもあって取り外すことができます!
前室部分のフットプリントが要らない方はトグルを外して巻いておくことで一部外しておけます!
我が家はよくやっています!
インナーテントはメッシュにすることもできるので、暑い時でもある程度は風通しを確保することができます!
夏はずっとメッシュにして寝れば暑くないです!
インナーテントに紐がぶら下がってい流ので、ライトをかけたりタオルをかけておくこともできます!
あまり重いものはかけられませんが、これがめちゃくちゃ便利なんです!
全てのテントに採用して欲しいくらい!笑
ヘリノックスのタクティカルコットを横にも縦にもおくことが出来ます!
コットだと3つくらいまでかと思います!
実際に使ってみて
夏も冬も通年使える!
夏は日中だと中にはいられないくらい暑くなりますが、それは他のテントもあまり変わらないかと思います。
風通しのいいテントもありますが…
よほど低地のキャンプ場でない限りは、日が沈むと涼しくなるので夏でも快適に寝ることができます!
朝は暑くて起きることもありますが、他のテントも同じ。
冬も快適なのがケロン4GT!
ストーブは自己責任ですが、前室に置いておくことができるので、テント内を温めることができます!
ストーブがなくても隙間風などは限りなく少ないので、冬でも快適です!
ソロ・デュオにもおすすめ!
ソロかデュオで使うことがほとんどですが、快適そのもの!
ソロのおこもり用でも快適ですし、二人でおこもりもギリギリOKです!
寝室として使う場合は2人だとストレスなく使えます!
雨でも大丈夫!
購入する前「シルナイロン素材なのでシーム処理がされていないから雨でも大丈夫かな…」と思っていましたが、全く問題なし!
全然漏れたりしたことはありません!
特殊な縫い方で雨が侵入するのを防いでいるんだそう。
風にも強い安心感
湖畔は高原など、風が強かったこともありましたが、耐風性に優れているので寝ている時も安心です!
全てペグダウンするとペグの本数は増えてしまいますが、それだけしっかりと張ることができるので安心感を買いたい人にもおすすめできます!
心配な時はケロン4GTが安心すぎます笑
乾かし方
フットプリントが濡れがちなので、少し浮かせて乾かすのがおすすめです!
浮かせるのはちょっと大変ですが…
テントはポールを入れた状態で干した方がいいそうですが、アウターテントの内側が濡れていなければポールを抜いて乾かしてもいいかと思います。
タープポールをうまく使って乾燥させることができると手間が少なくて済みますね!笑
それを見越して設営してもいいかと思います!
まとめ
4シーズン使える最強テント「ケロン4GT」!
加水分解しにくいこともあり、5年以上使った今でも劣化がほとんど感じられません!
インナーテント内のシームテープが少し浮いてきたかなぁ…というくらいです!
自分が購入したときは20万円で、今は30万円とかなり手が届きにくい金額になってしまいましたが「それでもおすすめ!」と言えるくらい素晴らしいテントです!