2022年、二次燃焼焚き火台のパイオニア「ソロストーブ レンジャー」からバージョンアップモデルとなる2.0が発売されました!
旧型と何が違うのか気になっている方も多いはず!
代理店のUPIさんに新型の2.0をお借りして、自分が使用している旧型と比較してみました!
UPIさんありがとうございます!
SOLO STOVE|RANGER2.0
サイズ | H約41.5cm × 直径約38cm |
---|---|
重さ | 約7.5kg |
材質 | ステンレススチール(SUS304) |
生産国 | 中国 |
レンジャーは内部に薪をいれて着火すると底部の通気口から取り込まれた空気が1次燃焼し、さらに暖められた空気が二重壁の間を通って上部の通気口から出て2次燃焼することで、非常に効率よく燃料を燃やすことができます。
2次燃焼焚き火台の先駆けとなったのがソロストーブです!
公式サイトも是非チェックしてみてください!
新型2.0と旧型の違い
サイズは一緒!
内部構造が変更されており、それに伴って重量は約6.8kgから約7.5kgと少し重くなっています!
ただし、元々軽い焚き火台ではないので実際に持ってもそこまで体感できるほどの差ではありませんでした!
スタンドと縁のリングは変わらず、中のロストルとベースプレートが取り外し可能になりました!
ベースプレートには取り外す時のために指を入れる穴が設けられています!
重たいものではありませんが、灰処理時に触る時は十分注意しましょう!
手袋推奨です!
ベースプレートを取り出すと下にロストルが入っています!
こちらも取り外しが可能で、ロストルに溜まった灰を簡単に処分することができます!
これが新型のポイント!
底が見えるまで取り外しが可能になりました!
灰が残っていれば灰捨て場などでこのままひっくり返してもOK!
全部で本体+4つのパーツで構成されています!
収納袋の変更はないようです!
実際に使ってみて
実際に新型2.0を何度か使ってみました!
やっぱり片付けが楽ちん!
2次燃焼効果は変わらず
内部構造が変更になって「ちゃんと綺麗に2次燃焼するの?」って思った方もいるかもしれませんが、心配ご無用!
2.0でも綺麗に二次燃焼されました!
ただし、ロストル・ベースプレートを綺麗にはめる必要がありますので上下の向きなどには十分注意して組み立ててください!
燃焼効率抜群
旧型から変わらず燃焼効率も抜群!
飲み込むようにガンガン燃えてくれるので、暖を取るにはもってこいです!
綺麗に熾火になるので薪が燃え切らずに終わるようなことはほとんどありません!
就寝前には必ず火が消えてることを確認しましょう!
楽になった灰処理
レンジャー2.0も変わらない燃焼効率で灰の量も少ないです!
さすがですね!
灰の量にもよりますが、灰が少し多い場合はスコップでベースプレートに残った灰を取り除きましょう!
元々残った灰が少ない場合や、スコップで取れないような灰はブラシや小さいほうきなどを使ってロストルに落としましょう!
100円ショップでも十分です!
ベースプレートに残った灰が取れたら取り外しましょう!
灰捨て場などで取り外したベースプレートをほうきなどで叩けばかなり綺麗にすることができます!
ロストルに溜まった灰も捨てましょう!
灰捨て簡単すぎ!
※灰の処分方法はキャンプ場・自治体のルールに従ってください。
ロストルに溜まった灰を捨てるだけでもかなり綺麗になります!
新型2.0は分解できるので、小さいチリトリがあればレンジャーを持ち上げることなく灰を綺麗に処分することができます!
もし、底に溜まっている場合はレンジャーを持ち上げて残りの灰を処分します!
※勢いよく逆さまにすると灰が飛び散る可能性が高いのでご注意ください。
こちらの旧型の場合、下に落ちた灰を取り出すときは本体ごと持ち上げて少し揺さぶったりする必要があり、結構な重労働でした…
しかも綺麗にはとれず何度か持ち上げて揺さぶっての繰り返し…
この作業がなくなった新型は本当に楽!!!
旧型の場合は灰処理とペレットの落下対策としてザル・ロストルを使っていましたが、そちらも不要になりそうです!
ペレット利用
新型2.0の場合も、焚き付けも含めてペレットを利用したいと考えている方もいるかと思います!
新型2.0の場合はベースプレートに指入れ用の穴があるので、旧型よりも落ちやすくなっています。
焚き付けで使用する場合は下に枯葉や薪などを敷いたりと少し工夫して焚べる必要がありそうです!
落ちてもロストルに溜まるだけなのでそこまで気にする必要はないかと思います!
燃え始めればロストルに溜まったペレットも燃えてくれます!
落ちるのが気になるようであれば先ほどのザルなどで対応しても良さそうです!
自分の場合、ペレットはYETIのバケツに入れて持ち運んでいます!
湿気対策として蓋はマストです!
焚べる用のおたまは長めがおすすめ!
気になるところ
新型2.0になって気になるようになったわけではありませんが、ペレットや小さい炭などがロストルを越えて底の穴の中に入ってしまうと、旧型同様少し取り出すのが大変になります。
いずれにしても旧型に比べるとかなり灰の処分は楽になっています!
灰処理の時は底の穴に入らないように注意しましょう!
旧型の場合、灰捨て場があるキャンプ場では本体ごと持って行き、逆さまにしてしまえばある程度灰が処分できたのですが、新型2.0の場合はそのまま逆さまにするとベースプレートとロストルも一緒に落ちてしまうので注意してください!
運搬時の揺れは?
分解できるようになったので、運搬時にガチャガチャならないか心配しておりました…
しかし、パーツ1つ1つにある程度の重さがあるためか全く気になりませんでした!
街中や高速でガタガタすることはなかったので大丈夫かと思います!
これから買うなら新型?旧型?
これから買うならどちらにしようと考えてる方もいるかもしれません!
旧型は在庫がなくなり次第終了で、新型2.0に移行するそうです!
旧型品のセールをしているところもあるので、値段が安い方がいい!という方は旧型を選択するものアリかと思います!
自分が今から買うなら新型2.0!
灰の処理が楽すぎて新型に買い換えるか検討しているほどです笑
まとめ
大人気の焚き火台レンジャーのバージョンアップモデル2.0!
やはり実際に触ってみないとわからないことも多々ありましたが、これから購入予定の方や買い替えを検討している方の参考になれば幸いです!