クーラーボックスを買うときにみなさんが気になっている保冷力!!!
人気とされているソフトクーラーボックスを4種類集めて比較検証いたしました!
保冷力検証するソフトクーラー
今回は人気のソフトクーラーボックスを集めてみました!
また、せっかくなので同等サイズのハードクーラーも一緒に検証!
やはりハードクーラーの方が強いのか!?
まずは検証に使うクーラーボックスをご紹介!
今回はなるべく容量を合わせるために20L前後のタイプを集めました!
①サーモス(THERMOS)|ソフトクーラー20L
サイズ | 約W30×D23×H34cm |
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容量 | 約20L |
重量 | 500g |
まずはサーモスのソフトクーラー!
コスパいいと人気のクーラーボックスですね!
今回使用する20Lサイズはコールマンのスチールベルトクーラー(通称スチベル)のインナークーラーボックスとしても有名ですね!
単品での使用がいかがなものか検証!
普段は小物入れとして使っております笑
②シアトルスポーツ|フロストパック 23QT
サイズ | 約W33×D22.8×H29.2cm |
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容量 | 約21L |
重量 | 800g |
続いてはソフトクーラーとして有名なシアトルスポーツ!
ソフトクーラーで調べているとよく出てきますよね!
よく出てくるけど保冷力って実際どうなの?って思っていたので実際に購入してみました!
③AOクーラー|24パック
サイズ | 約W43×D25×H30cm |
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容量 | 約22.7L |
重量 | 約1,360g |
みんな大好きAOクーラー!
いや、私が好きなだけかもしれません。笑
これまでソフトクーラーのおすすめを聞かれると「AOクーラー」と答えておりました!
そのAOクーラーにも保冷力対決に参戦していただきましょう!
AOクーラーは内容量をバックルで調整できますが、今回はバックルを止めた状態で検証を行います!
(上記記載の容量よりは少なくなるかと思います。)
AOクーラーの記事もどうぞ。
④YETI|ホッパーフリップ18
サイズ | 約H32×W40×D26cm |
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容量 | 約21L |
重量 | 2300g |
※容量は公式サイトの目安から簡易算出(350ml缶×20本:氷2倍)
キャンパーならクーラーボックスでおなじみのYETI!!!
ハードタイプを見ることが多いと思いますが、ソフトタイプの保冷力はどうでしょうか?
同じような疑問を持っていた方も少なく無いはず!
かなり高価なので保冷力もあってもらわないと困りますよね!笑
⑤YETI|ローディ24
サイズ | W41.91cm×D35.56cm×H44.45cm |
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容量 | 約22.7L |
重量 | 約5.81kg |
今回は比較のためにハードクーラーもご用意いたしました!
ハードクーラーの方が保冷力強い説を検証です!
ハードクーラーにもスペック差がかなりあるので、代表的なYETIをご用意しました!
検証開始!
今回は条件を同じにするために常温で開始します!
普段は出発前にあらかじめクーラーボックスを冷やしておくと保冷効果が持続しやすくなります!
袋タイプの氷1.3kgを入れて検証開始です!
今回の検証では、溶けた水を抜いて氷の残量を計測いたします。
残量の多い方が保冷力が高いということになりますね!
※今回の計測では、袋の14g前後を含んで計測しております。
※1.3kgの氷は予め計測し、約50g前後の差でしたので誤差の範囲といたします。
気温25度前後で正午にスタートです!
12時間後
①サーモス | 597g |
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②シアトルスポーツ | 591g |
③AOクーラー | 733g |
④ホッパー | 694g |
⑤ローディ | 756g |
①サーモス
価格的にも一番安価なこともあり、そこまで期待していなかったんですが、大健闘!
さすがサーモス!
②シアトルスポーツ
12時間後では一番残量が少ない結果となったシアトルスポーツ。
常温からクーラーが冷えるまでに時間がかかるタイプなのかもしれませんね…
③AOクーラー
12時間の途中経過ではソフトクーラーで一番の結果!!!
今までおすすめしてきた良かった笑
AOクーラーは構造的にYETIのホッパー18より内容量が小さいので、予冷をしていないことを考えるとクーラー内を冷やすのにあまりパワーを使わなかった可能性があります!
クーラーが冷えているここからどれくらい保つか楽しみですね!
④ホッパー18
今回の検証の中で一番高価なホッパー18ですが12時間の途中経過では1位争いから漏れて3位の結果!!!
え!結構高かったんですけど!!!
ちょっと悔しい気持ちもありますが、内容量もあるのでクーラーが冷えるのにパワーを要したかもと言い聞かせて見守ります…
⑤ローディ24
やっぱりハードが強い!!!
一番容量があるので、少し気になっていましたが、やっぱりハードクーラーは強いんですね!!!
24時間後
ここにきて、保冷力にまた新たな差が出ました!!!
なかなか面白い結果ですね!!!
①サーモス
24時間のところでサーモスが氷0になってしまいました。
(厳密には米粒程度の小さい氷は残っておりました)
今回の中で一番安価で手の出しやすい商品ですが、真夏でなければ十分使える保冷力は持っているかなと思いました!
保冷剤も入れたりすれば1泊くらいは大丈夫そうです!
②シアトルスポーツ
12時間の途中経過では最下位でしたが、24時間ではAOクーラーなどにも引きをとらず大健闘!!!
結果的にはサーモスよりも保冷力がありそうな結果に!
先ほども記載しましたが、シアトルスポーツは2019年頃に生産国を変えて値下げを行っており、コストパフォーマンスがぐんと上がりました!
今回の結果からもサーモスよりは見た目にこだわりたいライトユーザー向けにおすすめのアイテムと言えると思います!
③AOクーラー
ここにきてYETIのホッパー(ソフトクーラー)に抜かれてしまいましたが、やはり保冷力はさすが!
価格を考えてもこれだけの保冷力があれば1年を通して十分戦えるクーラーボックスかと思います!
(真夏は少し力不足を感じます)
気になっている方はこちらの記事もどうぞ!
④ホッパー18
ここにきてソフトクーラー第1位!
安心しました笑
AOクーラーの数倍の価格のホッパーが保冷力で負けたとなると購入した身としては悲しいですからね笑
AOクーラーよりも中の空気量が多いこともあってか最初に氷が溶けてしまったのかもしれません。
さすがはYETI!
クーラーが冷えてしまえば保冷力は間違い無いですね!!!
YETIブランドが好きでホッパーが気になっていたけど、保冷力が心配だった!なんて方もこれで安心!笑
ただし、AOクーラーと同じで真夏の利用は少し力不足を感じます!
⑤ローディ24
内容量が大きいこともあってか12時間後の数値ではAOクーラーとそこまで差がありませんでしたが、ここにでかなり差が出てきました!
やはりハードクーラーは強い!
ハードクーラーにもメーカーによるスペック差はありますが、YETIのローディは間違い無いです!笑
夏場でもしっかり活躍です!!!
ソフトクーラーにこだわりがなければローディ24はそこまで重さもなく保冷力もあるのでおすすめしたいですね!
30時間後(おまけ)
最後に1泊のキャンプで必要であろう30時間くらいでも数値をとりましたが、YETIのローディだけ氷が残っている結果に!
保冷剤も使っていませんが、さすがハードクーラー笑
AOクーラーとホッパーはうっすら氷が残っており、サーモスとシアトルスポーツは水がぬるくなってきていました。
まとめ
12h | 24h | 30h | |
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サーモス | 597g | 0g | 0g |
シアトルS | 591g | 89g | 0g |
AO | 733g | 117g | 0g |
ホッパー | 694g | 130g | 0g |
ローディ | 756g | 232g | 37g |
案の定ハードクーラーが一番の結果に!
なかなかいい比較ができました!笑
ソフトクーラーの中で個人的な考察を簡単にまとめてみました!
①サーモス | 初めて購入するコスパ重視の方向け |
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②シアトルスポーツ | コスパも重視したいけど見た目も譲れない方向け |
③AOクーラー | 少しお金を出してもいいから保冷力が欲しい方向け |
④ホッパー | YETIブランドが好きな方向け |
サーモスはデイキャンプやピクニックでの使用、スーパーでの買い物袋としても使えそうですね!
価格も考えてやはり自分の一番のおすすめはAOクーラー!
ソフトクーラーはAO一択!!!笑
最近はYETIのホッパーもあるので出番が減ってしまいましたが、間違いなくおすすめ!
ソフトクーラーボックス選びに悩んでしまった方の参考になれば幸いです!