大人気のTHE FREE SPIRITSのYoto plusですが、紹介しているブログなども少なくて踏み切れずにいた方もいるのでは!?
キャンプブームが去ったと言われる今でも大人気な理由がわかりました!

そんなYoto plusを徹底レビュー!
THE FREE SPIRITS(TFS)|Yoto plus Grey(ヨトプラス)
サイズ | 幅660cm × 奥行325cm × 高さ200cm |
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収納サイズ | 60cm × 20cm |
重量 | 約10.4kg |
仕様 | フライシート:70Dリップストップナイロン シリコンPUコーティング(耐水圧2000mm) インナーテント:20D透湿リップストップナイロン、68Dメッシュ フロア:200Dオックスフォードナイロン PUコーティング(耐水圧5000mm) ポール:A7001 Φ15.8 |
今回ご紹介するのはグレーカラーとなっており、アイボリーカラーとは生地の厚み(75D)やポールの仕様が異なりますのでご注意ください。

使い勝手に大きな差はないので、ご安心ください!
今回のモデルは2024年後半に新品購入したモデルなので仕様変更後となっています。
正規代理店LOGの商品ページはこちら
設営方法
YouTube動画でチェック!
動画の方がわかりやすい設営などはこちらで!

一人でも設営は簡単です!
テント本体の設営
重量は10kgちょっとファミリーサイズのテントとして十分軽量です!

サイズもそこまで大きくありません!
後述する別売りのグランドシートを一緒に入れても少し余裕があるサイズ!
まずはポールを伸ばしていきます。

2本しかないので非常に楽です!
次にフライシートを広げます。
風がある時などは風上側を数箇所ペグダウンしておくとスムーズに設営できます!

2人いれば2人で設営できると安心ですね!
次はスリーブにポールを差し込んでいきます。

どちら側から差し込んでもOK!
ハトメ(グロメット)には刺さずに2本通すのがおすすめです。

次は一番大変な作業!笑
2023年以降のモデルはベルトで調整できるようになったので、旧モデルに比べたら圧倒的に設営が楽になりました!
(友人の旧モデルの設営を手伝った経験との比較)
赤丸側はテンションをかけるベルトがあるので、こちらから作業した方がスムーズにできるかと思います!

このタイミングでベルトを絞ってもOK!
片側(赤丸)を2箇所ペグダウンしたら立ち上げます。

中に空気を入れるように立ち上げるとやりやすいです!
テンションをかけながら、もう片側の2箇所もペグダウンします。

ここでしっかりテンションをかけられると綺麗に設営できます!
2箇所のベルトを絞めてテンションをかけます。
以前のモデルはこの調整ベルトがありません!

地面側のベルトを掴むと引っ張りやすいです!
形を整えたら赤丸部分を両サイド2箇所ずつ合計4箇所ペグダウンします。
地面との隙間が気になる場合は、赤丸のベルトを最初から短めにしておきましょう。
また、赤矢印部分をペグダウンするときに矢印方向に少し引くと隙間ができにくくなります!

やりすぎはメインドアが歪むので注意!
動画の方が違いがわかりやすいので、一緒にチェックしてみてください。
ペグダウンができたらベンチレーションを4箇所開けます。

結構忘れがち笑
赤丸部分もペグループがありますが、ここはお好みで。
よっぽど強風や隙間風が気になるとき以外は打ったことはありません笑

ここは自己責任で!
最後に張り綱(ガイロープ)を8箇所打ったら完成!
毎回全てペグダウンするのが理想ですが、風がなければ張り綱はなくても使用することは可能です!

ただし、こちらも自己責任で!
ちなみに付属している三角形タイプの自在金具が使いづらいので、一般的なタイプに交換しています。

3mm用がぴったりです!
インナーテントの取り付け

インナーテント取り付け前にグランドシート(フットプリント)ですが、自分はマックアウトドアのyoto plus専用品を使っています!

分厚くてしっかりしてるんですよ!
純正品は生地は薄めで価格もお高めですが、バックルで固定できたりとメリットもあるのでお好みで!
もちろん専用品なのでピッタリ!
ハトメもついていますが、基本的にはただ敷いておくだけでOKです!
インナーを広げたら、向きに注意しながらバックルで固定していきます。
リビング側のバックルはフットプリント用に2つついているので、上のバックルに取り付けておきましょう。
最後にインナーテント側のフックを使って吊り下げていきます。

インナーテントも結構簡単です!
フックを全部かけたら完成です!
出入り口は左右どちらからでもOKで重宝しています!

ここも旧モデルと少し違うみたいです!
設営時間は15〜20分
慣れてからはテント本体が10分〜15分程度で設営できるようになりました!
張り綱を全部張った場合でも+5分あれば設営可能です。
インナーテントも5分あれば取り付け可能なので、全体でも20分程度で設営できちゃいます!

この設営時間の短さもYoto plusの魅力!
地面の形状や天気状況などでも変わりますし、「なんかうまく張れない…」って時もあるので設営時間は参考程度に!
ディテールをチェック!
メッシュ窓
メインの入り口にメッシュ窓もついており、夏場などには有効です!

自分はほとんど使わないのですが…笑
トグルが1つの構造
ドア(パネル)を巻いて止めるやつを「トグル」と言いますが、ドア部分についているトグルが1つずつしかないので、サイドパネルのメッシュドアとメインドアを1つのトグルで止める必要があります。
どちらからでもOKですが、片方の穴に通してからもう一方を巻いて止めます。

動画でもチェックできます!
こちらも2023年頃より変更になったようです。
テント内のベルトが便利
内部にベルトが2本ついており、バックルで取り外しも可能なパーツ。

ハンギングチェーンになっているので、荷物をかけるのに便利です!
長さも調整可能なので、ベルトの位置を変えたりすることもできます!
バックルは1つずつしかついていないので、L字にかけることはできません…

それでもめちゃくちゃ便利です!
脇のパネルも開閉可能
メインパネルの両サイドも巻き上げて開けることができます!
ベンチレーションを外して、赤丸部分に小さいバックルで止まっているので外して巻きましょう!

撤収の時はバックルを止め忘れないように!
次に設営する際、立ち上げ時にここのファスナーが開いてしまいます!笑
インナーの暑さ対策
インナーテントの内部は上部に1箇所、下部に2箇所メッシュ窓がついています。
※メッシュは開けることができないのでご注意ください。
風があれば多少抜けて涼しいですが、あまり過度な期待は禁物です笑

夏は暑くなる前に起きるのが一番!笑
入り口の上部もメッシュ窓にすることができます!
それぞれ巻いておくこともできるので、ヒラヒラと邪魔になることはありません!
電源コード用の入り口
インナーテントに向かって左下には電源コード用の入り口があります。
電源サイトなどで電気毛布を使ったり、夏に扇風機を使ったりするのに重宝します!

我が家はあまり使いませんが…
インナー内部の収納ポケット
出入り口の両サイドに収納ポケットがあるので、就寝時に貴重品などを入れておくことができます!
その他にも寝袋やマットの収納袋をここに入れておくと、撤収時にスムーズです!

メッシュなので、鍵などで引っ掛けないように!
実際に使ってみて!
ソロ〜ファミリーまで対応!
レイアウトはそれぞれかと思いますが、3〜4人は余裕を持って快適に過ごすことができます!
グルキャンであれば6人くらいまでは問題なく過ごせますね!
レイアウト次第では、インナー+コットを置くこともできます!

コンテナなどを外に置く方法もアリ!
ソロやデュオでも広々快適に使うものアリです!

一人でも設営が簡単ですからね!
インナーテントをつけずにコットで寝るのもありなので、自由度の高さも魅力の一つですね!
インナーテントには何人寝れる?
我が家は3人家族ですが、荷物をインナーに入れると3人でピッタリ!
4人用となっていますが、大人4人が寝るとかなりきつい上に、マットによっては収まらないのでご注意ください!
4人家族の場合、両端に子供が寝るように川の字になればいけますが、マット次第…
画像下の長さが200cmなので、横幅65cmのマットでも3枚程度しか入りません。
頭側いっぱいにマットを寄せたとしても、マットが190cmの長さであれば、足下側には約210cm程度にしかならないので、4枚並べるならマットは横幅52.5cmまでということになります。

あくまでも計算上です!
サーマレストのZライトソルは長さ183cmで横幅51cmなので、横に4枚並べるのであればこれくらいコンパクトなマットにする必要があります!

4人は結構キツキツです…
実際にサーマレストのZライトを敷いてみましたが、横幅50cm程度のマットならギリギリいけそうでした!
子供用に小さいマットがあればいいですが、多少は工夫が必要かもしれません。

おすすめは3人までかな〜
もし我が家が4人家族になったら、父親の私だけコットで寝ると思います!笑
実際に、コットをこの位置に置いたりすることもあるので、コット寝に抵抗がなければこれが快適そうです!

あくまでも1つの参考に!
インフレーターマットでもコンパクト重視だと横幅50cmちょっとで、寝心地重視だと65-70cmくらいあるので、お持ちのマットをチェックしてみてください!
天井にロープがあると便利!
yoto plusは天井にフックなどが無いので、ライトを吊るしたい人には少しデメリット…
しかし、インナー用の吊り下げポイントを使ってロープをかけておけば、好きな場所にライトを吊るすことができます!
普通のロープだと重さでライトが中心に寄ってきてしまうので、ハンギングガイロープを使うと便利です!

RYUCAMP productsではYoto plus専用のロープキットを販売しているので、是非!

つけっぱなしでOKなので便利ですよ!
天井の水溜りはこう解決!
雨が降るとテント生地に張りがなくなって、天井部分に少し水が溜まってしまうことがあります。
放置していればある程度したタイミングで勝手に流れていくのですが、先ほどのロープをつけておけば、テンションをかけることで水が溜まらずに流れていってくれます!

何かと便利なロープなんです!
耐風性も期待できる!
購入前は風に弱そうだなぁ…と心配していましたし、そう思っている人も多いのでは?
何度か風の強い日に設営したこともありましたが、しっかりペグダウンをしておけば問題ありません!

風速7-8m/sくらいまでは問題ありませんでした!
これ以上はまだ経験していませんが、よっぽどでなければ大丈夫かと思います!
結露もほとんど気にならない
雪中キャンプなど色々な環境で設営しましたが、他のテントと大差はなく、結露は気になっていません!

どんなテントでも結露はしますからね!笑
天井からポタポタと垂れてくることはありませんが、結露が夜中に凍って明け方ストーブをつけるとテント内で一瞬雨が降るので、その点だけ要注意です!
これは寒い地域でキャンプをすれば、どこテントでも起こりうることなので、yoto plusに限ったことではありません!
インナーはそのまま撤収可能
インナーテントは取り付けたまま撤収することも可能ではあります!

実際にそうしてる方もいます!
ですが、グランドシートを一緒に撤収するのが難しく、乾かす必要があることがほとんど。
設営時もインナーテントのフロアが汚れやすいので、一度試した結果、我が家では毎回取り外して撤収しています!
結局、乾燥させることを考えると外してしまった方が楽でした!

物理的には可能なので、ここはお好みで!
気になる隙間風対策
隙間風があると気になっている人も多いかと思いますが、赤丸のベルトを短めにしておくことでかなり軽減されます!
綺麗に張ろうとテンションもかけすぎなくてOK!
そして、現行モデルは以前より隙間が出来にくくなっているように感じます!

友人が旧モデルから現行モデルに買い換えたので、実証済み!笑
設営項目で触れましたが、矢印の方向にポールを寄せることで、隙間が減るので冬キャンプの時などは試してみてください!

夏場などは逆のことをすれば隙間ができて風も抜けやすいです!
まとめ
入荷のたびに完売を繰り返すyoto plus!特にグレーカラー!
2025年現在、日本ではグレー・オリーブ・アイボリーの3色展開となっています!
また、本国で展開していたカスタムオーダーが日本でも可能になったので、他のカラーが欲しい方は正規代理店のLOGに問い合わせてみてください!

それなりに割高にはなりみたいです笑