※TOKYO CRAFTS様にご提供いただいております。
TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)から使い勝手を考え抜いた2ルームテントが登場!
デザイン・色味も好みで気になっていました!
使ってみると、これからテントを購入する人にも2つ目・3つ目での購入を考えてる人にもピッタリな使い勝手抜群のテントでした!
それではそのあたりを踏まえてご紹介していきます!
TOKYO CRAFTS|ウィングフォート
材質 | 本体/75D ポリエステルタフタリップストップ(耐水圧2,000mm) 天井/210Dポリエステルオックス 遮光PU(黒)(耐水圧5,000mm) メインポール/アルミニウム合金(A7001) サブポール/アルミニウム合金(A7001) ペグ大/スチール ペグ小/アルミニウム 収納ケース/420Dポリエステルオックス |
---|---|
重量 | 総重量/約18.3kg 幕本体/約9.2kg |
生産国 | 中国 |
サイズ | 組み立てサイズ:本体/約300x600xH210cm インナーテント/約275×215×H195cm 収納サイズ:約35x 35 x 70cm |
梱包内容 | 本体・収納ケース・取扱説明書 メインポールx4・サブポール×2・ポールケース ペグ大16本・ペグ小8本、ペグケース 自在付きロープ(長)8本・自在付きロープ(短)8本 ※キャノピーポールは付属しません。 |
跳ね上げのできるテントはいくつも登場していますが、ウィングフォートは跳ね上げしつつ、フルクローズにすることもできる全く新しいタイプのテントです!
取扱説明書
スマホでみたい方はこちらから取扱説明書を確認いただけます!
テントの中に入れるとぐちゃぐちゃになるからね笑
ディテールをチェック!
ウィングフォートは公式のタナちゃんねるで詳しく解説してくれているので、ディテールについてはこちらの動画をご覧いただいた方がわかりやすいかと思います!
公式で動画が上がっているのは嬉しいですよね!
設営方法
設営方法も動画でUPされているので、ご確認ください!
変更前→中央2本「グレー」両端2本「黒」
変更後→中央2本「黒」両端2本「グレー」
動画でも確認できるのでポイントを押さえて簡単にご紹介!
総重量約18.3kgのウィングフォートですが、女性でもギリギリ持ち運べる重さかと思います。
もちろん個人差はありますが…
付属のペグとしては非常に優秀でスチールペグは地面が硬い場所でも使用できます!
すでにペグケースがあって不要な方であればペグの分だけ少し軽くなります!
ウィングフォートはこれからキャンプを始める方でも付属品が豊富なので他に買い揃えるものは少なくて済みます!
最低限必要なのはペグハンマーだけ!
※跳ね上げたりする場合は別途跳ね上げ用のポールが必要になってきます。
色々なアレンジができるウィングフォートには5cm刻みで調整できるタイプのポールが便利です!
まずは2本あれば十分かと思います!
跳ね上げ方次第では別途ロープも必要になってきますので、必要に応じて準備しておきましょう!
まずはテント本体を広げます!
外側のアウターパネル(生地)をめくってポールを差し込んでいくので、差し込みやすいように準備をしておきます。
4本のメインポールのうち中央2本が黒いポールになります!
めくって差し込むポールは黒!
4本のポールを通したら端からピンに挿していきます!
こちらのピンタイプは指や手のひらを挟む可能性があるので十分ご注意ください!
個人的にここはポケットタイプかハトメが良かったです…
4本ともピンに通したら立ち上げていきます!
ピンに挿す作業もそこまで力のいる作業ではありません!
ポールの材質がA7001ということもあり、しなやかで設営はしやすいです!
ポールの色・順番を忘れてしまった場合は「ピン部分についているペグダウン用のロープ」で色分けされているのでこちらをチェックすれば一目瞭然です!
“ここを見る”と覚えておけば間違えることはありません!
両端を2箇所ずつ合計4本を仮でペグダウンをして立ち上げたら、サイドのポールを通します。
公式の動画とは多少設営方法が違っても問題なく設営はできますので、その時の状況に応じて対応してください。
ポールのフックも取り付けていきます。
アウターパネルの中にもフックがありますのでお忘れなく!
フックをかけ終わったらペグダウンをして固定しましょう!
メインの設営ができたらアウターパネルをお好きな方法でアレンジ!
ロープを取り付ける場合は、ゴムのある場所かハトメ(グロメット)を使用しましょう!
アレンジ方法がかなり多いので、自分自身もお気に入りを模索しています!
シワなく綺麗に張れるアレンジを研究中!
テーブルなど他の設営を進める場合は、アウターパネルを巻き上げておくと出入りもしやすくておすすめです!
インナーテント
ウィングフォートにはインナーが付属!
グランドシートは付属していないので、別途準備しておきましょう!
リリースから少し時間をおいて、TOKYO CRAFTSからグランドシートがリリースされました!
靴を脱ぎ履きするスペース分大きくなっているので、お好みで準備しましょう!
自分はヘルスポートのバルホールで使用しているmacoutdoorの専用グランドシートを流用しました!
サイズはほぼぴったりです!
ヘルスポートのグランドシートはこちら
ピッタリすぎなのでもう少し小さくてもいいのですが、テントからはみ出るほどでは無いので、使用にあたって何の問題もありません!
厚手なのでグランドシートとしてかなりおすすめ!
また、サバティカル「アルニカ」ともサイズが近いのでアルニカの記事で紹介していたコールマンのセットも使用可能かと思います。
インナーマットは少し折り畳むと思います!
あとは汎用性のあるグランドシートを購入して、折りたたんで使用すればコストを抑えることができそうです!
グランドシートがないとフロアに穴が空きやすくなるので、なるべく準備しておきましょう!
インナーテントは奥側にも出入り口があるので、ここから出入りも可能ですし、通気性を確保することも可能です!
左右どちらでも取り付け可能なので、テントを設営してからでもインナーテントの取り付け位置を選択することができるのは助かります!
公式動画と違う点ですが、インナーのサイドパネルが大きくなり、ここから出入りすることも可能です!
インナーテントは最大4人まで寝ることができます!
荷物を置いたり少しゆったりと使用したい場合は大人3名くらいまでが快適でした!
大人2人、子供2人の4人家族は問題ないかと思います!
リビングスペース
リビングスペースは使い方次第で色々なパターンがありますが、端にコンテナなどを置いて中央にテーブルを置く定番スタイルはこのような感じ!
大人4〜6人でも快適に過ごすことができました!
実際に使ってみて
アレンジが豊富!
ウィングフォートの魅力であるアレンジの多様性は非常に使い勝手が良く、状況に応じて使い分けることができました!
サイトスペースに限りがあっても跳ね上げ方を工夫することで如何様にも対応できました!
狭いサイトや細長いサイトもありますからね笑
雨での快適度が段違い!
一体型のアウターパネルのおかげで雨での快適度が大幅にUP!
傘を持っていても出入りの際に濡れてしまいがちですが、跳ね上げをしておくことで傘をさすスペースが生まれ、出入りでのストレスがなくなりました!
サイドをファスナーで連結することができるので、雨の吹き込みも防止することができます!
これはかなり画期的!!
ただし、雨が強い時や、長引いてる時などはファスナーから少し垂れて来ることもあるので、ここは頭に入れておいてください!
心配な時は跳ね上げずにアウターパネルを覆っておきましょう!
結露が少ない
強制的に換気される上部についているメッシュ窓ですが、この窓のおかげか結露がかなり少ないと感じました!
フライシートなどはありませんが、このメッシュ窓があればフライシートがいらないのも納得です!
天候や条件などによっては多少の結露はします!
ただし、冬の時期は暖かい空気も出ていってしまうので、その辺りはうまく調整したいところです!
メッシュの調整が◎
サイドパネルのメッシュは内側から開閉度合いを調整することができます!
垂れないように間に入れ込んでおけばOKです!
色々な場所をメッシュにすることができるので、風通しを良くしたり換気のために少し開けておいたりと、その時の状況によって自由に調整することができます!
スカートも巻いておくことができるので状況に合わせて使用してください!
遮光性が高い
天井はブラックコーティングがされていて、遮光性が高くなっています!
夏の時期などは効果が発揮されてくると思いますが、遮光性の高さ故に曇りの日などは日中でも少し暗いと感じるかもしれません。
メリット・デメリットありますが、暗いのが嫌な方には気になるポイントかもしれません。
インナーテント内が暗い
天井の遮光性に加えて、インナーテントがブラックカラーなので結構暗くなります!
お昼寝をするときにはちょうどいいですが、朝起きると暗いと感じることもありました。
一長一短なのでここは好みが分かれそうです!
LEDランタンの取り付け場所
インナーテントの取り付けリングを使ってLEDランタンなどをぶら下げることも可能です!
ただし、ちょうどいい位置に吊るせなかったり、いくつかライトをぶら下げたいときにはハンギングガイロープが便利です!
自分も愛用しています!
取り付け方次第ですが、3〜4mくらいあればちょうどいいかと思います!
5mになりますが、Amazonや楽天でも購入可能です!
設営にはこのペグが便利!
このスノーピークのソリッドステークデルタという2024年に登場したペグが大変便利です!
30cmタイプを愛用してます!
よく開閉する場所をこのペグで設営しておくことで、写真のように引っ掛けて使うことができます!
他のテントなどでも活躍するので数本持っていて損はないかと思います!
こんな使い方も
撤収時に寝袋などを干す方も多いかと思いますが、こんな感じで干すこともできます!
ただし、かけすぎるとポールに負荷がかかってしまうのでほどほどに…笑
くれぐれも自己責任で!笑
他テントとの比較
サバティカル|アルニカ
出典:A&F、TOKYO CRAFTS
サイズが近しいアルニカですが、比較してみるとアルニカの方が少しだけ大きいことが分かります!
その他の比較としては以下。
ウィングフォート | アルニカ | |
---|---|---|
サイズ | 約300x600xH210cm | 約320x620xH210cm |
インナー | 約275×210×H195cm | 約300×220×H—cm |
総重量 | 約18.3kg | 約20.5kg |
ポール | A7001 | A6061 |
本体生地 | 75D ポリエステルタフタ | |
天井生地 | 210D ポリエステルオックス |
ここでの大きな違いとしてはポールの材質!
「A7001とA6061は何が違うの?」って方も多いかと思いますが、一般的にはA7001のアルミニウム合金の方がコストがかかるとされています!
詳しいことは省きますが、実際に使ってみるとウィングフォートの方がポールがしなやかで設営が簡単です!
アルニカは設営のストレスが大きくて手放しました…笑
コスパのいいテントだったことは確かです!
ビジョンピークス|クアトロアーチ2ルーム+RF
出典:ヒマラヤ、TOKYO CRAFTS
もう1つ近しいサイズ感なのがビジョンピークス(VISIONPEAKS)のクアトロアーチ2ルーム+RF!
サイズ感はアルニカとほぼ同じで、ウィングフォートよりは少しだけ大きいようです。
ウィングフォート | クアトロアーチ | |
---|---|---|
サイズ | 約300x600xH210cm | 約330x620xH210cm |
インナー | 約275×210×H195cm | 約300×220×H180cm |
総重量 | 約18.3kg | 約22.7kg |
ポール | A7001 | A6061 |
本体生地 | 75D ポリエステルタフタリップストップ | 75D ポリエステルリップストップ |
天井生地 | 210D ポリエステルオックス | 75D ポリエステルリップストップ |
こちらもポールはA6000番系を使用しています!
また、本体生地は同じポリエステルで天井生地は分けていないようです。
クアトロアーチはフライシートが付属しているためと考えられます!
フライとタープが一体になったモデルで、タープ要らずで連結したような空間を確保することができます!
こちらは跳ね上げ用のポールが3本付属!
スチール製ですが、これからキャンプを始める方にはありがたい仕様です。
クアトロアーチを実際に使用したことはありませんが、出入り口がウィングフォート・アルニカよりも少ないのでおそらくインナーテントの取り付け位置も決まっていると思われます。
サイズ・価格が近いテントがあると迷ってしまいますよね!笑
スペックだけを見てもウィングフォートはA7000番のポールを使っていて、コストがかかっているにもかかわらず10万円以下という販売価格を実現している高コスパなテントと言えます!
個人的にはグレーカラーもポイントです!
まとめ
タープ要らずの新発想2ルームテント「ウィングフォート」は初めてのテントにもおすすめですし、買い替えや2つ目・3つ目のテントにもおすすめできます!
発売して間もないですが、入荷・完売を繰り返しており人気の高さが伺えます。
現時点では完売時でも予約購入ができますが、在庫があるうちは早めの購入がおすすめです!
キャンペーンも実施中ですのでチェックしてみてください!