2021年から愛用してわかったヘルスポートのバルホールをレビュー!
テントとしては高価な方ですが、スペックや使い心地を考慮すると安いんじゃないかと思うくらいに、よくできたテントです!
本当に大好きなテントです!
ヘルスポート|バルホール
国内定価 | 231,000円(2024/10現在) |
---|---|
サイズ | (約)横780×奥行300×高さ210cm |
収納サイズ | (約)幅32×縦52cm |
重さ | 約10.73kg(ペグ・ポールも含む) |
素材 | テント:ポリエステル (Helsport Rainguard 耐水圧3000mm) ポール:アルミ |
1951年創業のノルウェーブランド「HELSPORT(ヘルスポート)」から出ている大型2ルームテント「Valhall Outer Tent(バルホール アウターテント)」は愛用者も多い人気のトンネル型テントです!
バルホールって呼んでる人がほとんどです!
設営方法
YouTube動画でチェック!
動画の方がわかりやすい部分もあるかと思いますので、設営方法やインナーテントの取り付けについてはこちらを参考に!
チャンネル登録もお待ちしてます!
アウターテント
まずは収納袋から取り出して、ポールを伸ばします!
3種類のポールが5本入っています!
予備ポールが入っているので、もしものことがあってもその場は凌そうです!
対処するのは大変ですけどね笑
次にテントを広げますが、風があるときは仮でペグダウンしておくと安全です!
強風でなければ風上1-2箇所でも十分です!
場所取りが必要なときは先にテントを広げてもOKですが、風で飛ばされるリスクもあるので基本的には先にポールを伸ばすのがおすすめです。
次に5本のポールをスリーブに通していきます。
端から「黄色・グレー・赤・グレー・黄色」の順番です!
ポールの順番は覚えなくても大丈夫!
スリーブの入り口に色がついており、ここの色を合わせてポールを通せばOKです!
5本ともスリーブに通したら端から順番に通し切りましょう!
ここが一番大変な作業です!
奥までポールが届いていなかったりすると破損の原因にもなるので、無理矢理行わずに確実に行いましょう!
ポールを通し切ったら空気を含ませるようにしながら引っ張ります。
1人の時は片方をペグダウンしましょう!
両端を仮でペグダウンしたらテントの形を整えます。
風には注意してください!
形を整える段階でベルトを締めますが、ポールを通した段階で締めてもOK!
ペグダウン用のフックを持つと引きやすいです!
あとは順番にペグダウンしていきましょう!
ちょっとペグダウンの本数は多いですが…
ここのペグは仮でペグダウンしていたら、一度外して両サイドを打ってからペグダウンした方が地面との隙間ができにくいです。
冬はこれがおすすめです!
ガイロープ(張り綱)も必要に応じて張りましょう。
風が吹く可能性があれば張った方がいいです!
テントの安全性を考慮すると必ず張るべきですが、夜はどんなに注意していても転倒のリスクは上がるので臨機応変に対応すればいいかと思います。
※製造年によってゴムの位置が違うようなので、ご注意ください。
ガイロープを収納する時は、ゴム部分に束ねたロープを入れておくことができます!
これ画期的ですよね!
使わない時やテントを畳むときに便利です!
インナーテント
続いてはインナーテントの取り付けです!
別売りでそこそこのお値段…笑
フットプリント(グランドシート)はMacoutdoorの専用品を使っていますが、厚手なので安心感が違います!
最近は基本的に予約販売みたいですね…
初めはコールマンのグランドシートを代用していました!
2ルームテントのグランドシートであればある程度代用が効くかもしれません!
実際に試したわけではないので参考程度に…
厳密な取り付け順はないかと思いますが、自分の場合は奥から取り付けています。
インナーとアウター側に赤い目印がついているので、色を合わせれば向きも間違えにくいです!
奥の入り口を開けると結構楽です!
次は中間地点部分を取り付け。
サンダルだと靴を脱いだ方が早いですが、ブーツの場合はグランドシートを折れば靴のまま取り付けもできます!
最後に手前を取り付けたら完成!
基本的に収納袋に入りきらないのでインナーテントをつけっぱなしにはできません!
毎回つけ外しをする必要があるのでご注意ください。
ディテールをチェック!
一部メッシュ窓あり
サイドのドアは2枚ですが、メッシュ窓がついているのは1枚になります!
奥側を含めて1枚ずつ!
夏はこのメッシュだけだと暑いので使ったことはありません!笑
薪ストーブ用煙突穴
煙突穴は1箇所!
片側にしかないので、使用する方は設営するときに向きにご注意ください!
自分は穴あきが嫌なので使っていません笑
ベンチレーションとして換気用に開けることがたまにあります!
ベンチレーション
ベンチレーションは開けるとメッシュ仕様。
メッシュは開けることができないのでご注意ください。
両サイドの出入り口
インナーテント取り付け時に開けた場所ですが、ダブルジップになっているので、上からファスナーを下ろすこともできます!
ここから薪ストーブを出してる人もいますね!
インナーテントは一部メッシュ
インナーテントは上部だけメッシュにすることができます!
中の様子も見えるので、お子さんが寝ていたりしても確認できます!
風の通りはイマイチです笑
インナーのドアは止めておくことができるので、準備や撤収でも邪魔になることはありません!
虫の侵入には要注意ですよ!笑
インナーポケットあり
インナーテントにはポケットもあるので、寝袋のケースやマットのケースをしまっておいたり、小物を入れておくこともできます!
ポケットは3つに分かれてます!
フックとベンチレーション
インナーテント内にはLEDライトをかけることができる場所があります!
これ結構大事ですよね!
その横にはベンチレーションがついており、アウターテント側のベンチレーションを開閉できるようにもなっています!
ダブルインナーテントも可能
滅多にやることはありませんが、両側にインナーテントを取り付けることも可能です!
この時は友人とテントをシェアしました!
居住スペースは狭くなるのでご注意ください!
実際に使ってみて
1年中使える最強テント!
真夏は流石に暑いですが、最近の夏は何をしても暑いので、どのテントでも言えることですね笑
真夏に使うときは遮光性の高いタープを一緒に使うのがおすすめです!
冬にドカ雪の雪中キャンプもしていますが、問題ありません!
降り続いている時はもちろん雪下ろしは必要ですので、気をつけないと潰れる可能性はあります。
これはワンポールテントでも同じです!
冬のストーブは1台でもOK
冬の石油ストーブ(灯油ストーブ)ですが、大型であれば基本的に1台でもOKです!
0度前後であれば大型ストーブ1台で過ごせますが、マイナス10度近くまで下がる時はもう1台あると安心です!
また、写真に写っている大型のファンを併用すると足元も暖かいのでおすすめです!
隙間風は問題なし!
バルホールはスカートなしですが、構造上、隙間ができにくくなっているので隙間風はあまり気になりません!
地面の凹凸で隙間ができることはありますが、隙間風で困ったことはほとんどありません!
それより”乾燥が楽”という恩恵の方がどんなにか大きいです!笑
耐風性抜群!
ふもとっぱらキャンプ場で風速10-15m/sの強風にあったことがありますが、耐えてくれました!
なかなかの爆風でした笑
心配だったのでガイロープを追加しましたが、近くに張っていたバルホールは追加のガイロープなしでも耐えられていました!
インナーテントも広々
4人用インナーテントで、4人で寝ても高さがあるので圧迫感はありません!
我が家は3人で寝ていますが子供が小さいので余裕です!
荷物もたっぷり置けるので助かってます!
テント内も広々
インナーテントをつけてもテント内はこれだけ広々!
4人家族でも広く使えますよ!
テーブルをつなげて8人くらいまでなら無理なく過ごすことができるので、グループキャンプにもぴったりです!
本当にかなりお世話になってます!笑
テント内もLEDライト設置OK
インナーテント取り付け用のループを使ってLEDライトを吊り下げることもできます!
一番高い位置にも取り付けるループがあるので、そこも使えます!
普段2箇所にルーメナー2をつけてます!
煙突ポートの雨漏り
長時間それなりの雨が降ると煙突ポートから雨漏りが…笑
内側にはシームテープが張ってあるのですが、原因を探ると赤枠の部分はシーム処理がされていないので、ここをつたって煙突の穴から垂れてきていました!笑
赤枠の部分にシーム剤を塗ったところ、長時間の雨でも雨漏りすることがなくなりました!
我ながらいい発見でした!笑
やる方はあくまでも自己責任で…薪スト使う方はやめた方がよさそう笑
1つ残すならバルホール
色々なテントを使ってきましたが、もし1つだけテントを残すなら間違いなくバルホール!
インナーテントはセットで!笑
雨もOK、冬もOK、中腰になることもありませんし、居住性は抜群!
もし、劣化してダメになっても買い換えるつもりのバルホール!
セール対象になっていたり、クーポンなどを使うと20万円前後で買えたりするのでチェックしてみてください!